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ホームフィックスでは住まいの水道、ガラス、鍵に関する自分で出来るトラブル解決方法から業者に依頼した場合の料金や相場などを掲載しております。

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窓ガラス交換・修理の金額・費用・相場を検証

窓ガラスは劣化や衝撃で急にヒビや割れが起こってしまうケースがあります。 しかし突然のことだとその対応に慌ててしまい、冷静な判断ができなくなってしまうものです。 そんなときのために、予備知識としてガラスの交換や修理を依頼するときの対応を、予め頭に入れておくことをおすすめします。 そこでこの記事では、ガラスの交換・修理の相場や、ガラスの種類について詳しくご紹介します。  窓ガラスの交換・修理の必要性 窓ガラスを交換するときは、ガラスが割れてしまったときや性能の高いガラスに交換したいと考えたときだと思います。 修理に関してはガラスの破損が少ない場合にのみ行なえます。 完全に割れてしまってからだと修理は不可能で選択肢は交換しかなくなってしまいますが、初期段階の破損であれば修理も含めて考える事ができるため、ガラスに異常を感じたときにはなるべく早くガラス屋さんに相談するようにしましょう。 交換・修理する窓ガラスの種類 窓ガラスの取り換えをおこなう時にはガラスのタイプを選び種類を変更することが出来るケースもあります。 予算に余裕があるのであれば、これまでよりも頑丈で防犯性能の高いガラスに交換する良いチャンスでしょう。 様々な種類のあるガラスには、それぞれどのような特徴があるのかご紹介します。 <防犯ガラス> 犯罪を抑制する防犯ガラスというのは想像できると思いますが防犯対策に効果的なガラスと言えます。 防犯ガラスと一言でいってもランク分けされており、ランクの高い割れにくいガラスほど価格も高くなります。 どの程度の防犯性能を求めるかによりますが、予算とも相談しつつ納得のいくランクを選択するようにしましょう。 <ペアガラス> ペアガラスの特徴は、何と言ってもその断熱性の高さです。 夏の期間は外側の熱を防いで快適な温度に、冬の期間は部屋の中の暖気を逃さず暖かい生活を快適に送ることができます。 物理的に2重窓になることから自然と防音性能も高くなりますが、それとは別に防音効果の高いペアガラスというものもあるため、部屋の防音効果を高めたいと考えている人はペアガラスを検討してみてはいかがでしょうか。 <曇りガラス> 曇りガラスを使用する場所は主に浴室となります。 曇りガラスの特徴は明るい光を取り込みつつ外の人からは中を見れないようにする効果です。 そういった特徴から、浴室にはピッタリのガラスだと言えるのではないでしょうか。 <網入りガラス> 網入りガラスも見たことがある人は多いと思いますが、ガラスの中に金網ワイヤーが入れられたガラスです。 このワイヤーが入っているおかげで、火災時などガラスが割れたときの飛散を防止することができます。 こういったことから網入りガラスは防火ガラスと呼ぶことも多いガラスです。 窓ガラスの交換・修理費用の相場は? では実際に窓ガラスの交換・修理を業者に依頼することなったときの費用はどのくらいかかるのでしょうか。 よくあるタイプのガラスでその相場を確認してみましょう。 <透明ガラス> 最も一般的で多くの家庭で使われているのがこの透明ガラスです。 機能面で特別優れているというわけではありませんが、その分価格もリーズナブルなのが特徴です。 この透明ガラスの交換・修理の費用は5千円~1万8千円程度が相場となります。 <曇りガラス> 曇りガラスは家の中でも浴室など一部の窓にのみ使用されることの多いガラスで、透明ガラスよりは加工されている分ガラスの価格も高くなります。 曇りガラスの交換・修理費用は、1万4千円~3万円程度が相場です。 <ペアガラス> ペアガラスは単純にガラス量が多くなるので、その分の価格が上乗せされます・ 交換・修理を依頼した場合の費用は、1万8千円~3万5千円程度が相場となります。 スタンダードな透明ガラスの2~3倍は必要であると想定しておいた方が良いでしょう。 <強化ガラス> 割れにくく防犯性能も高い強化ガラスは、特殊なガラスの中でも特に価格の高いガラスとなります。 強化ガラスの交換・修理費用は2万5千円~5万円程度が相場です。 価格は高くなりますが防犯性能は抜群なので、「転ばぬ先の杖」という意識で導入する人が増えています。 少しでも費用を抑えるためのポイント 窓ガラスの交換・修理の費用はガラスの種類によって大きく左右されます。 また、場所によっては足場を組む必要性が出てきたり、古いガラスの引き取り費用が発生したりと、何かと費用がかさみます。 そんな費用を少しでも安く抑えるには、保険の利用という方法があります。 意外と知らない人も多いのですが、ガラスが割れたときの交換費用は火災保険の適用範囲に含まれていることがほとんどなのです。 もちろんプランや割れた原因によって適用されないケースもありますが、一般的な火災保険であれば故意で割ったわけでなければ適用されます。 まずは自己負担額を少しでも減らすために、契約している保険を確認してみましょう。 まとめ ガラスの種類は豊富で、その種類によっても交換や修理の費用は大きく変わってきます。 […]

知って得する自動車のガラスリペア方法

高速道路での飛び石などで、自動車のガラスにヒビが入ってしまう経験をされたことがある人も少なくないのではないでしょうか。 高速走行するトラックの後ろを走っていると、タイヤで跳ねた石が当たり「パチーン!」というすごい音を立ててフロントガラスにヒビが入ってしまうことがあるのです。 ヒビが入ってしまったガラスはリペアか交換が必要ですが、自分でリペアするという選択肢もあります。 今回はそういったヒビが入ってしまったガラスのリペア方法についてご紹介していきます。 リペア可能なヒビの大きさ 自動車ガラスのリペアには、可能な範囲というのがある程度決まっています。 基本的には直径2cm以内のヒビであればリペアで対応可能です。 それ以上の大きなヒビとなると、リペアではなくガラスの交換という対処が必要となるでしょう。 ヒビが入ってしまったら、まずはそのヒビの大きさを測ってみてから対処方法を考えることをおすすめします。 ただし測ったときは2cm以内だったとしても、ヒビは振動や気温の変化によって広がってしまうので、なるべく早く対処するようにしましょう。 ガラスリペアに必要なもの では自分でガラスリペアをする場合に必要となるものをご紹介します。 最低限次のものは用意するようにしましょう。 ・補修液 ・注射器 ・台座・両面テープ ・乾いたクロス(雑巾) ・マスキングテープ ・補修キット 補修キットは1,000円程度でも販売されているので、そういった商品で問題ありません。 ガラスリペアの方法・手順 自動車ガラスのリペア方法を手順に沿って解説していきます。 工程が多く慣れないことなので不安になるかもしれませんが、慎重に行えば素人でもそれほど難しいことではないので安心して取り組んでみてください。 <1.ガラス全体の清掃> まずはヒビの入ったガラス全体を清掃していきます。 ヒビ周辺を中心に乾いたクロスなどで丁寧に拭いていきましょう。 このとき注意しなければならないのは、「必ず乾拭き」ということです。 濡れ雑巾などで拭いてしまうと、二重構造になっているガラスの間に水分が入ってしまい、補修に悪影響が出てしまいます。 <2.ヒビ部分の清掃> 次にヒビ部分の清掃を行います。 ピンなどの細い針先で傷口の表面や内部にある汚れを取り除きます。 この傷口の清掃をすることで補修液が浸透しやすくなるので、汚れは綺麗に取り除いておきましょう。 <3.ヒビ周辺の養生> 清掃が終われば、次はヒビ周辺の養生です。 マスキングテープを使用し、補修材が垂れてきても大丈夫なようにしていきます。 必須ではありませんが、補修液が垂れて固まると厄介なのでなるべく養生することをおすすめします。 <4.台座の設置> 補修液を注入し、圧をかけるための台座を設置します。 両面テープを使用し、ガラスのヒビ部分に台座を設置していきます。 しっかりと密着させないと圧がうまくかからなくなるので注意が必要です。 <5.補修液の注入> いよいよ補修液の注入です。 こぼれないように注意しながら台座に補修液を注入していきます。 もしこぼれてしまったら、乾いて固まる前に拭き取りましょう。 きちんとヒビ部分に補修液が入ったかどうかは車内側から見ることで確認できます。 <6.減圧・加圧の繰り返し> 台座に注射器をセットし、押し引きすることで減圧・加圧を繰り返し行います。 注射器を押して加圧すると補修液を送り込み、引いて減圧すると内側のガラスが引き寄せられる仕組みです。 これを10回程度行い、圧がかかっていない状態で注射器を取り外しましょう。 <7.台座の取り外し> ここまでの工程で台座の役目は終わりなので、台座を取り外しましょう。 台座を外すと補修液がこぼれてくるのでしっかりと拭き取ります。 そして最後にヒビ部分のくぼみを埋めるために補修液を1~2液垂らして仕上げます。 重要な作業なので必ず行うようにしましょう。 <8.保護フィルムを貼る> […]

素人でも判るリモコンキーの鍵が開かない時の対処方法

キーレスとも呼ばれる自動車の「リモコンキー」ですが、非常に便利な反面鍵が開かなくなるというトラブルも少なくありません。 このようにリモコンキーで鍵が開かなくなる原因はどんなことが考えられるのでしょうか。 自動車のリモコンキーで鍵が開かないときに疑うべき原因についてご紹介します。 ■キーの電池残量を確認する リモコンキーで鍵が開かなくなる原因として最も多いのが電池切れです。 最近の車ではスピードメーターのモニターで電池残量が確認できるようになっている車種もありますが、電池切れを確認するシンプルな方法としてはリモコンキーのボタンを押した時にランプが付くかどうかです。 開閉ボタンの近くに小さなランプがあるので、ボタンを押してもそこが点灯しなければ電池切れということになります。 リモコンキーの電池交換は、本体を分解すればボタン電池が入っているので同じ大きさの新しい電池に入れ替えるだけで完了です。 ドライバー1本で出来るので、誰でもできる簡単作業です。 どうしても不安な場合は車の購入店やディーラーなどにお願いすれば、安価で交換してもらうことができるでしょう。 ちなみにリモコンキーの電池寿命は平均3~4年とも言われているので、新車で買って間もないタイミングなのであれば、電池以外が原因である可能性が高くなります。 ■バッテリー上がりの確認 リモコンキーの場合は、車のバッテリーが上がっていても鍵を開けることができません。 キーシリンダーから鍵を開けて試しにエンジンをかけてみましょう。 電気系統が反応しない場合や、セルの回りが弱くエンジンが動かないケースの時はバッテリーが充電されず上がっている可能性が高いと考えられます。 長期間エンジンをかけていない車や、ルームランプなどを付けたままエンジンを切り長時間放置してしまうとバッテリーが上がってしまいます。 この場合はバッテリーを充電すればリモコンキーも利くようになるでしょう。 ■半ドアになっていないか リモコンキーの電池も残っていてバッテリーも問題なければ、ドアが半ドアになっている可能性があります。 半ドアになったままロックしていると、リモコンキーでは開けられません。 運転席や助手席よりも、後部座席のドアやバックドアが半ドアになりやすいので注意が必要です。 一度すべてのドアを閉め直してみて、再度リモコンキーで開けられるか確認してみましょう。 ■アクチュエーターの故障 アクチュエーターとは、車内で鍵を開閉するスイッチのことをいいます。 昔はボタン式が一般的でしたが、現代の車はドアの開閉レバーと一体化している車種が多くなっています。 このアクチュエーターが何らかの原因で故障してしまうと、リモコンキーの電気信号には反応してハザードまでは点いても、物理的に鍵が開かないという現象が起こってしまうのです。 全箇所のドアが開かないのではなく、どこか1箇所だけ開かないといった場合にはそのドアのアクチュエーターが故障している可能性が非常に高くなります。 車の購入店などに修理を依頼しましょう。 ■リモコンキーのヒューズが切れている可能性 リモコンキーは電気信号によって鍵の開閉をしているので、その信号を受け取る部分のヒューズが飛んでいたら信号に反応しなくなります。 何らかの原因で過電流が発生したときに、車全体を守ってくれるのがヒューズです。 一般的な車であれば、ダッシュボードの裏にヒューズボックスが設置されているので確認してみるのも良いでしょう。 ヒューズに問題がありそうであれば、車屋さんに修理してもらいます。 ■コンピューターの故障 全箇所のドアが開かない、ヒューズも飛んでいないなど、ここまで解説してきた原因のどれにも当てはまらない場合は、アクチュエーターよりコンピューターに信号を送っている部分が壊れている可能性が考えられます。 このコンピューターは車全体を制御しているメインコンピューターとは別物なので、リモコンキーが使えなくても車の走行には何も支障はありません。 コンピューターの修理は専門知識のない素人には難しいので、コンピューターの故障が原因の場合は車屋さんに修理を依頼しましょう。 まとめ 自動車のリモコンキーは現代では搭載されていて当然の機能となっています。 荷物が多いときなど非常に便利で、快適なカーライフを送るにはなくてはならない存在だといえるでしょう。 しかし今回ご紹介したように、様々な原因によりリモコンキーで鍵が開けられなくなる事態に遭遇することもあるはずです。 長年乗っていれば電池切れなどはどうしても避けられないことだからです。 そんなときには、まずどこが原因となっているのかを疑うことから始めましょう。 電池交換くらいであれば誰でも簡単にできることですが、素人ではどうすることもできない故障の可能性もあります。 原因に目星がつけば次の対処ができるので、もしリモコンキーで車の鍵が開けられなくなったときには是非この記事を読み返すことをお奨めします。

古い給水管が漏水?そんな時に一番損しない方法を教えます

老朽化した給水管から漏水が発生することは決して珍しくありません。 しかしそんなときには安易に部分的な修理を依頼するのではなく、新設も候補に入れて考えるべきです。 実は工事内容によっては修理よりも新設の方がお得になることもあるからです。 今回はその理由について詳しく解説していきます。 ■給水管の老朽化とは 給水管は消耗品なので、長年使用しているとどうしても老朽化は避けられません。 給水管の種類にもよりますが、普通に使っていれば寿命は15年程度が一般的です。 もちろん使い方によってはもっと早く、10年以内に老朽化が始まることも有り得るでしょう。 塩化ビニールなど樹脂系素材の給水管であれば劣化しにくいともいわれますが、それでも永遠に老朽化しないわけではありません。 給水管が老朽化するとどのような状態になるのかというと、主に管の中に赤サビが発生してきます。 この赤サビによって、詰まりや腐食、漏水などの給水管トラブルが発生してしまうのです。 また、給水管が老朽化してくるとひび割れなども起こり、そうなると給水管自体を交換しなければなりません。 ■漏水が起こっているサイン 給水管の漏水をなるべく早く発見するには、水が漏れているサインを見逃さないことが大切です。 例えば水道を使用していないのに水道メーターが回っていたり、それによって水道代が高くなったりといったことです。 他にも壁から水が染み出ていたり、埋設管からの水漏れで地面が濡れている、水の出が悪いといったことも考えられます。 こういった今までとは違う何かがサインとなっているはずなので、些細なことでも「おかしいな」と感じたら、点検だけでも業者さんにしてもらうことをおすすめします。 ■給水管の漏水を解消するには 給水管の漏水を直すには、専門知識や技術が必要となるため、素人では難しい作業となります。 パッキンの交換程度であれば素人でも修理することができますが、給水管自体にダメージがあり交換作業が必要な場合は、自分で行うことは諦めて専門業者へ依頼するようにしましょう。 工事内容は漏水が起こっている部分のみを交換するか、給水管全体を交換・新設することになります。 ■老朽化している給水管は全体的に問題がある 古くなって老朽化した給水管では、漏水が起こったときにその部分だけを交換しても根本的な解決にはならないことを理解しなければなりません。 長年使用してきた給水管は全体が老朽化しているはずなので、部分的に交換して一時的には漏水が解消されても、また他の場所で次から次へと漏水が発生する可能性が十分に考えられます。 そのときたまたまその場所から漏れたというだけで、どこから漏水が発生してもおかしくない状態なのです。 そういった状態を根本から解決するには、給水管を新設することが最も有効な方法です。 ■新設の方がリフォーム的要素を削減できる 給水管工事の方法を費用面で考えてみると、漏水した箇所だけを修理する方が一見安く済むように思いがちですが、実はそうとも限らないのです。 給水管の一部分だけを修理しようとすると、壁を剥ぐ必要が出てくるなどリフォーム的な要素も増えてきます。 しかし給水管を完全に新設する方法であれば、給水管を外部に出して設置するなどリフォーム的な要素を限りなく削減することもできます。 このようにリフォーム的な工事を極力減らす手段を選ぶことで、一見高く付きそうな新設工事の方が部分修理よりもお得に行うことができるのです。 ■新設のメリットは費用だけではない 部分的な修理ではなく新設工事の方が安く行うことができる理由は理解できたと思いますが、実は新設工事には他にもメリットが存在します。 それは「工期の短さ」です。 既存の給水管すべてを取り替える工事や部分的に取り替える工事は、どうしてもリフォーム的要素が多く出てくることもあり工期が長くなってしまいます。 その点新設工事ではこれまでの給水管はそのままで、リフォーム的要素を最低限にすることで工期を明らかに早くすることができます。 工期が短くなることで費用を抑えられるだけでなく、少しでも早く安心して水道を使える生活に戻れるメリットもあるのです。 給水管の老朽化は部分的な修理では一時的な効果しか期待できないので、おもいきって新設することをおすすめします。 ■まとめ 給水管の老朽化はいつか必ず訪れます。 マイホームの場合は長く住むわけなので、老朽化による水漏れが起こる日がくるのは時間の問題です。 老朽化した給水管を部分的に修理して使用しても、また他の箇所から水漏れが起こることは大いに考えられるため、その場しのぎのような工事となってしまうのであまりおすすめすることはできません。 短いスパンで何度も工事をすると費用もかさみ、家への負担も大きくなってしまいます。 給水管の老朽化が原因となっている漏水に関しては、費用も安く工期も短い新設工事を行うことをおすすめします。

日本のガラスメーカーが世界で選ばれる訳

世間ではあまり知られていませんが、実は日本の窓ガラスメーカーは世界的でもトップのシェアを誇っています。 それも1つのメーカーが独占しているというわけではなく、複数の日本メーカーが世界でトップを競っているのです。 そこでこの記事では、どのような窓ガラスメーカーが世界のトップに君臨しており、それぞれのメーカーにおいてはどんなふうな傾向が見られるのかに関してご案内していこうと思います。 ■旭硝子 世界シェアのトップに君臨するのが「旭硝子」です。 板ガラスをメインに液晶ガラスや太陽電池用ガラスの分野でも世界トップクラスのシェアを誇り、ガラス業界全体でその存在を知らしめています。 しかし意外にも商業施設などの一般的に目立つ場所では旭硝子の製品はほとんど使われることはありません。 旭硝子の製品に強い個性がないという理由もありますが、それよりも「名より実を取った」といった方が正しいでしょう。 目立つ場所での競争は非常に激しく、名は売れても実入りは少ないというのが現実です。 そのため、名を売ることは捨て数量を稼げて儲かる場所での戦いを選んだのです。 そういった戦略によって、「目立たないけど世界一」という結果に繋がったのだといえます。 しかしそんな旭硝子ですが、今後は「インフォベール」という新製品を引っ提げ、イベント会場など目立つ場所での争いにも割って入ろうとしています。 旭硝子らしい技術力の高い製品で、人目につきやすい場所でもシェアを奪って行ければ、世界一の座は揺るぎないものと考えられるのではないでしょうか。 ■日本板硝子 日本板硝子は旭硝子と並び世界でもトップを争う大手メーカーです。 1918年の設立と長い歴史があるメーカーですが、その間には同社よりも規模の大きな英国・ピルキントン社を買収するなど、世界的にも大きな話題を振りまいてきました。 日本板硝子の製品は、家庭向けのものから商業建築向け、通信機器向け、自動車向けなど幅広い分野で使われています。 特に家庭向けのガラスには力を入れており、高断熱性のガラスや防犯性の高いガラス、防火ガラスなど充実のラインナップです。 米国カーディナル社とも提携し、ピルキントンのCVD断熱コーティングを活かしたエコガラス分野において大規模な躍進が期待されています。 ■セントラル硝子 セントラル硝子は住宅用硝子や自動車ガラス、電子産業用ガラス、ガラス繊維などを製造販売しています。 旭硝子や日本板硝子ほどの規模ではありませんが、合弁会社の設立などで着実にシェアを伸ばしてきています。 フランスのサンゴバン社と設立したセントラル・サンゴバン合弁会社は、セントラル硝子にとって世界シェアを広げると大きなポイントとなりました。 この合弁会社ではアジアのマーケットを中心に、主に自動車ガラスの製造販売を行っています。 すでに世界でも有数のガラスメーカーである両社は、合弁会社の設立によりそれぞれが苦手としていた分野や進出していない地域でのシェアを獲得することで、さらなるブランド価値と売上の向上を狙います。 自動車ガラス部門が伸びてくれば、業界トップ3も射程圏内と考えられるのではないでしょうか。 ■HOYA HOYAは日本初の光学ガラス専門のメーカーとして誕生しました。 その後はガラスだけでなく半導体やデジタル機器分野にも進出し、内視鏡なども製造するメーカーとなりました。 2008年にはカメラメーカー大手のペンタックスと経営統合し、三和色と第一勧銀色を併せ持つ企業として話題となりましたが、その後デジタルカメラや交換レンズなどのイメージング・システム事業は2011年にリコーへ譲渡することとなります。 様々なガラス製品を開発しているHOYAですが、液晶保護ガラス製品にも「アルミノシリケートガラス」という独自の技術を使用しており、耐圧腕時計やスマートフォン本体の液晶ガラスと同じ種類のガラスが使用されています。 ■日本電気硝子 日本電気硝子も世界でシェア争いをしているガラスメーカーです。 フラットパネルディスプレイ用ガラスの大手メーカーとして知られており、液晶用のガラス基板では世界の20%を生産しています。 これは米国コーニング社、旭硝子社と並んで世界3強と評されるほどのことです。 ディスプレイ用ガラス以外にも、電子部品用ガラスやガラスファイバ、建築用ガラスなど幅広く製造しています。 「見えないガラス」という特殊なガラスの製造もしており、目視ではガラスがあることにほとんど気が付かないほどの視感反射率の低さとなっています。 ■まとめ 今回ご紹介したように、日本には世界を代表するガラスメーカーがたくさん存在しています。 紹介したメーカーを中心に世界でシェア争いが繰り広げられており、それぞれの企業の戦略や技術力の差異が出て将来どんな風な勢力図に変化していくのか注目されています。 現在は低価格帯の中国メーカーも伸びてきているだけに、そういった製品に対して日本メーカーがどういった戦略で立ち向かうのかにも注目が集まります。 私たちが普段何気なくお世話になっているガラス製品ですが、こういったメーカーのたゆまぬ努力によって品質の高い製品を使用することができているのです。

世界有数の日本の水回りメーカーについて

住宅にとって水回りの設備は欠かすことができないものです。 水回りといってもキッチン、トイレ、浴室など様々ですが、これらの設備を取り扱っているメーカーはたくさん存在します。 そんな中でも今回は、特に人気のある主要な日本メーカーをご紹介していきます。 ■TOTO TOTOはトイレなどの衛生陶器では国内の約6割というトップシェアを誇っているメーカーです。 日本で生活していれば、学校や駅などのトイレで誰もが「TOTO」のロゴは目にしたことがあるのではないでしょうか。 今では広く普及した「ウォシュレット」もTOTOの商標登録です。 TOTOはウォシュレット以外の技術でも複数の特許を取得していますが、他社の追随を許さないほど完全に独自の機能となっているものは「セフィオンテクト」「便器きれい」「ノズルきれい」といった機能が挙げられます。 トイレ関連製品以外では、キッチンが手入れがしやすい設計として有名で、派手さはなくても衛生的に非常に優れていることで人気を集めています。 ■INAX トイレ設備に関しては国内シェア約3割と、TOTOと並び日本での2大ブランドとなっています。 INAXのトイレ製品は他社にはない女性目線で考えられた設計が採用されていることが特徴です。 元々は伊奈製陶株式会社という会社でしたが、その後株式会社INAXに改名し、現在ではLIXILに吸収されLIXILの中の1つのブランドという立場となっています。 メインはトイレ関連の設備となりますが、洗面台や浴室関連の製品も販売しています。 渦になって水が流れることで排水口を洗浄してくれることで有名な「くるりん排水口」もINAXの人気商品です。 ■クリナップ クリナップはキッチン専門のメーカーで、特にステンレスキッチンにこだわって開発しているメーカーです。 ステンレスキッチンは丈夫なだけでなく手入れが楽なことも特徴で、非常に実用性の高いキッチンだといえます。 職人さんが自分の家にクリナップのステンレスキッチンを採用することも多く、玄人好みの本格派キッチンが揃っています。 主力商品では「クリンレディ」というシステムキッチンが人気で、細部まで質の高さにこだわった作りが人気の理由です。 水を流しただけでシンクにあるゴミを排水口まで流してくれる「流レールシンク」も魅力的な機能だといえるでしょう。 ■タカラスタンダード タカラスタンダードはキッチン製品をメインに洗面台や浴室、トイレ設備まで手掛けています。 特にキッチン製品でよく見かけるという人も多いのではないでしょうか。 ホーロー製キッチンの先駆けでもあり、扉や壁に高品質なホーローを利用していることが特徴でもあります。 傷がつきにくい素材のため、長年使用していても綺麗な状態をキープできるのは嬉しいポイントです。 現在では特に集合住宅用の低価格帯キッチンとして抜群の人気を得ています。 主力商品の「レミュー」は、タカラスタンダードの最上位グレードのキッチンでもあります。 ホーローは個性が強いため好みがはっきりと分かれやすい商品ですが、その分根強いファンに支えられて厳しい競争を勝ち抜いてきました。 最近では掃除の手間がかからない設計や、独特の深みを醸し出す光沢デザインが若い世代からも人気を集めています。 ■パナソニック スタイリッシュで高機能な製品が多いことが特徴のパナソニック。 大手家電メーカーとして有名なだけに、省エネ性能の高いエコナビ機能を搭載したキッチンも人気を集めています。 パナソニックのキッチン製品では3口コンロトリプルワイドが特徴です。 主力商品の一つに「リフォムス」という商品があり、この商品は10mm単位でサイズ調整が可能なことからリフォームに特化したキッチンという珍しい位置付けとなっています。 パナソニックらしく機能だけでなくデザイン性にも優れ、調理のしやすいキッチンとして人気です。 キッチン以外にも浴室やトイレ、洗面設備にもまんべんなく注力しており、どの製品でも高い品質を誇っているところは大手メーカーとしてのプライドを感じさせます。 ■トクラス 今でこそ有名な人造大理石を使用したキッチンですが、最初に販売したのはこのトクラスというメーカーでした。 誰もが知る大手メーカーというわけではありませんが、現在でも人造大理石にこだわった商品を作り続けているキッチンメーカーです。 衝撃や熱にも強く、高級感を感じられる大理石キッチンには、根強いファンも存在しています。 熱くなった鍋やフライパンを直接置いても変色したり割れたりしないのは、人造大理石を使用するメリットの一つだといえるでしょう。 人造大理石を使用したキッチンを選ぶなら、パイオニアであるトクラスのキッチンは候補に入れておくことをおすすめします。 ■まとめ 水回りの設備をトータル的に製造しているメーカーもあれば、何か一つに特化しているメーカーもあり、それぞれに強みが異なります。 専門だからこその突き詰められた機能性の高さや、幅広く取り扱っているからこそのちょっとした利便性やデザイン性など、自分が何を求めるかによっても選ぶべきメーカーが変わってきます。 水回りの設備は納得いかないからといって簡単に取り替えられるようなものではないので、じっくりと比較して納得のいく製品を選ぶようにしましょう。

日本を代表する有名な鍵メーカー

日本にはたくさんの鍵メーカーが存在していますが、どんなメーカーがあるのかを聞かれて複数答えられる人は少ないのではないでしょうか。 またはメーカー名は知っていても、どんな特徴があるメーカーなのかまで理解している人はなかなかいないと思います。 そこでこの記事では、数多くある日本の鍵メーカーの特徴についてご紹介していきます。 ■美和ロック(MIWA) 美和ロックは日本で業界の6割というトップシェアを誇る大手鍵メーカーとして有名です。 自宅の鍵をよく見ると「MIWA」というロゴが入っている人も多いのではないでしょうか。 トップシェアを獲得できているのにはきちんとした理由があり、「U9(ユーナイン)」「PR」といった高性能シリンダー錠を開発する技術力と、そういった高品質な製品を比較的低価格で提供しているところです。 最新技術も積極的に導入し、他社の追随を許さない存在となっています。 ■ゴール(GOAL) ゴールは美和ロックに次いで国内シェア2位の鍵メーカーです。 本社が大阪ということもあり、特に関西エリアでの普及率が高いことも特徴です。 シリンダー錠の国産化を最初に始めたメーカーとしても知られていますが、円筒錠や電気錠の商品化にも国内で最も早く着手するなど、常に日本の鍵業界を引っ張ってきた存在でもあります。 現在でもその情熱は衰えることなく、革新的なセキュリティシステムの開発を続けています。 「逆マスターキー」と呼ばれるシステムは、美和ロックとゴールにしか製造できないと言われているほど高度なシステムであり、高い技術力の証明です。 代表的な製品は「V18」というディンプルキーで、高性能なシリンダーとして高い評価を得ています。 ■ユーシン・ショウワ(SHOWA) ユーシン・ショウワは元々「SHOWA」というメーカーでしたが、倒産後の吸収される形で現在の名前となっています。 シェアを多く獲得していた関西地方では今でも「SHOWA」という名前が馴染み深いのではないでしょうか。 代表的な製品は「ミスターホームズ」というシリンダーで、一見普通のシリンダーですが内部に回転を止めるためのサイドバーが搭載されていることが特徴です。 100万通り以上の組み合わせとなっており、非常に防犯性能の高いシリンダーだといえるでしょう。 「Xキー」「NXキー」「WXキー」などもユーシン・ショウワの代表的な製品です。 ■HORI(堀商店) HORIは100年以上の歴史を持つ老舗鍵メーカーとして有名です。 高級感が有り、販売価格もやや高額となっています。 そのため、官公庁や高級マンションなどで多く使用されてきましたが、現在は自社での製造はほとんど行っていないので新たにHORIの鍵を取り付けることはほとんどなくなりました。 HORIのシリンダー錠の特徴としては、ピンが3本のものと6本のものがあることです。 3本ピンのシリンダーは「トライデントシリンダー」と呼ばれており、ピン並びのバリエーションはなんと1400万通りとまでいわれています。 鍵穴が丸いことも特徴で、ピッキングや複製が難しい設計となっています。 6本ピンのシリンダーは鍵穴がジグザグに曲がっており、ピッキングが難しいのはもちろんドリルなどを使用しての物理破壊もできないように、特殊な金属が採用されているのも特徴です。 ■ウエスト(WEST) ウエストの鍵は戸建住宅をメインに使用されています。 ミサワホームや積水ハウスのOEM錠を多く製造していることでも有名です。 創業後しばらくは西製作所という名前でサムラッチ錠や引き戸錠をメインに製造していたこともあり、今でもそのシェアは頭一つ抜けた存在となっています。 代表的な製品は「Agahoシリーズ」で、高い機能性とデザイン性を兼ね備えた人気商品です。 デザイン性が高いことから非常に高級感を感じるつくりとなっており、ヨーロッパへ輸出されるほどにもなっています。 ■アルファ(ALPHA) 横浜市に本社を置くアルファですが、他にも国内に4社、海外に11社のグループ企業が存在する大規模な鍵メーカーです。 日本全国に販売店があることから、どこでも商品を手に入れやすいというのもアルファの特徴です。 南京錠に至ってはホームセンターでまで販売されています。 総合鍵メーカーだけに取り扱っている製品が数多く、住宅以外にも自動車や産業機器にも提供されています。 窓や宅配ボックス、自動販売機など細かな部分の鍵にも対応しており、それぞれに最適な鍵が製造されています。 一般的なタイプの鍵だけでなく、ICを使用した携帯電話からの開錠システムなど、ハイテク製品まで幅広く開発されているのもアルファの特徴です。 ■まとめ 日本にはたくさんの鍵メーカーが存在するだけに、今回ご紹介したメーカーだけでも知っているメーカーと知らないメーカーがあったのではないでしょうか。 美和ロックやゴールなどの鍵は非常に身近な製品として活用されていますが、特殊な鍵を専門に扱っているようなメーカーの鍵にはなかなか触れる機会も少ないと思います。 今後は自宅や職場の鍵がどこのメーカーの鍵なのかを是非チェックしてみてください。 身近なところに意外なメーカーの鍵が使用されていることもあるかもしれませんよ。

窓ガラス色は汚れや寿命で変化するって本当?

ガラス素材そのものは半永久的に劣化しないと言われていることもあり、窓ガラスが劣化で変色することを知らない人もいるのではないでしょうか。 しかしいくらガラスという素材が半永久的なものとはいえ、何もメンテナンスをしないで綺麗な状態を維持できるわけではありません。 そこで今回は、窓ガラスの汚れや寿命による変色、それを防ぐメンテナンス方法についてご紹介していきます。 ■ガラスの劣化について ガラスという素材自体は半永久的なものとされていますが、日頃のメンテナンスが不要というわけではありません。 長期間メンテナンスをしないで放置しておくと、素材自体は劣化しなくてもガラスの表面の状態は徐々に変化していきます。 これはガラスに含まれる成分やガラスの種類などが関係しています。 そのため、ガラスを良い状態で長く維持したいのであれば、メンテナンスは欠かせないものなのです ■劣化の種類 窓ガラスは何もしないと日頃の汚れなどにより劣化し色が変化していくことがあります。 そこでまずは、ガラスの劣化の種類について解説していきます。 <くもり> 一般的に多いガラスの変色として「くもり」が挙げられます。 窓ガラスの表面に白っぽく汚れのような模様が浮き上がっているようなら、それはガラスのくもりだと考えられます。 これはガラスの成分にアルカリ成分が含まれていることが原因で、長期間ガラスの掃除をしていないと起こることが多い「アルカリ溶出」という現象です。 これはガラスの経年劣化としては最も代表的な種類となります。 一般的な窓ガラスにはこのアルカリ成分が含まれているのですが、アルカリ成分を含まない「無アルカリガラス」という種類のガラスも存在します。 テレビの液晶やパソコンの液晶もこの無アルカリガラスが採用されているため、長期間使用していてもアルカリ溶出が発生しない仕組みとなっているのです。 パソコンの液晶画面は一見プラスチック製のようにも感じますが、液晶画面は何層にもなって作られているため、その中に無アルカリガラスが使用されているのです。 <日焼け> 窓ガラスの経年劣化としてもう一つ有名なのが「日焼け」です。 ガラスは太陽光を多く浴びることによって日焼けし、それが変色の原因となる場合があります。 ご存知の通り太陽光には多くの紫外線が含まれているため、その紫外線によってガラスの成分が化学反応を起こしてガラスの変色を招くのです。 人間の肌と同じように、ガラスも長期間紫外線を浴び続けると透明な状態を維持することが難しくなるのです。 ■劣化しないためのメンテナンス ではガラスが変色しないようにする対策としては、どういったことがあるのでしょうか。 ある程度の経年劣化は仕方がないとはいえ、出来る限り最初の良い状態で長く使用したいですよね。 劣化を完全に防ぐことは難しいですが、日頃のメンテナンスを欠かさなければ最小限に食い止めることが可能です。 まずガラスのくもり対策としては、シンプルにガラスを洗うことや拭き掃除をマメに行うことが有効です。 期間が開きすぎてしまうとその間に発生したアルカリ溶出の成分を取り除くことが難しくなるので、なるべくマメに行うことがポイントとなります。 頑固なくもりがあるときなどはガラスクリーナーなどを使用することで透明で綺麗なガラスに近付けることができるでしょう。 窓ガラスの日焼け対策としては、魚釣りによく使用される「偏光グラス」を応用した製品を使用することがおすすめです。 最近では「色調偏光グラス」という製品も販売されており、紫外線の強さによってガラス表面の色調が変化する仕組みとなっています。 従来の偏光グラスは紫外線の強さが変化しても表面の色が変化することはありませんでしたが、色調偏光グラスは紫外線が強いと色が濃くなり、弱くなると色が薄くなるという紫外線の強さによって色調が変わる仕組みです。 こういったガラスを有効に活用することでガラスの日焼けを防ぐ対策にも繋がります。 ■ガラスの変色と寿命の関係とは? 窓ガラスの変色は単純な汚れや日焼けだけでなく、ガラスの寿命が関係あると言われることもありますが、基本的にガラスそのものには寿命はありません。 ガラスは長年使用していると少しずつ劣化はしていきますが、腐ったりすることはなく半永久的に存在する素材です。 つまりガラスの変色と寿命は関係が薄いと考えられ、変色の原因は寿命よりもメンテナンス不足という可能性が高くなります。 メンテナンスさえ欠かさず行っていれば、長年使用したガラスでも非常に綺麗な状態を保つことができるのです。 ■まとめ 窓ガラスの変色を防ぐには、まずはその原因やガラスそのものの特性を知ることが大切です。 ガラスの特性を知ることで日々のメンテナンスなど劣化の対策をできるようにもなるので、ガラスとはどういったもので、どういった種類のものが存在するのかをよく調べてみましょう。 基本的な原因や対策は今回ご紹介した方法で解決できますが、場合によっては特殊なガラスなども存在するので、そういったガラス製品のメンテナンスについては独自のメンテナンス方法を考えてみるのもおすすめです。

素人でも出来るお風呂つまり解消方法

お風呂場の排水溝はメンテナンスをしないで使用していると、つまりが発生し流れが悪くなってきます。 そうなってしまったときには業者に依頼する前にまずは自分で改善できないか試してみることがおすすめです。 今回はそんなお風呂のつまりを解消する方法をご紹介します。 ■お風呂の排水溝がつまる原因 お風呂の排水溝がつまるのには必ず原因があるものです。 その原因として一般的に多いのは、髪の毛や石鹸カス、シャンプー・リンスなどが日々の使用で蓄積してしまうことです。 女性の場合はアロマオイルやボディクリームなどを使用する人もいますが、これもつまりの原因となります。 お風呂では石鹸やシャンプーは毎日のように使うものなので、これらが少しずつ蓄積して流れが悪くなるのです。 つまり自体は突然起こるように感じますが、実は日々の使用で毎日少しずつつまりの原因を大きくしてしまっているのです。 ■重曹を使う方法 自分でつまりを解消させたいときにまず試してみたいのが、重曹をつかった解消法です。 重要な様々な場面で汚れ落としとして活躍しますが、排水溝のつまり解消にも効果を発揮してくれる便利グッズなのです。 まず重曹を排水溝内に流し込み、数分間放置します。 その後お湯で重曹を綺麗に流していきましょう。 すると重曹が自然と排水溝内の汚れを落としてくれ、つまりを解消してくれます。 長期間掃除をしていない場合など汚れが頑固そうであれば、重曹にプラスしてクエン酸も使用すると更に効果的です。 この場合はあらかじめ重曹とクエン酸を混ぜた液体をつくっておき、それを流し込んで放置することになります。 手順や手間はほぼ同じなので、できれば2つを混ぜたもので挑戦してみてください。 ■パイプユニッシュを使う方法 重曹でつまりを解消できなかった場合はパイプユニッシュを使用してみましょう。 パイプユニッシュは言わずと知れた超強力なパイプクリーナーです。 近所のスーパーやドラッグストアなど、比較的どこでも手に入れやすい商品なのでおすすめです。 しかしパイプユニッシュは強力が故に劇薬でもあるので、取り扱いには注意が必要でもあります。 本体に書いてある公式の使用方法を守って使用するようにしましょう。 こちらも特別な手法が必要なわけではないので、誰でも簡単に実践することができます。 お風呂場以外のつまりにも使用できるので、一本持っていると非常に便利な洗浄剤です。 ■業者に依頼する 重曹+クエン酸やパイプユニッシュを使用してもつまりを解消できなければ、それ以上は無理をせず専門業者へ依頼することをおすすめします。 素人では解決できないような原因が隠れている恐れがあるので、業者に依頼して徹底的に洗浄してもらいましょう。 市販の薬剤では全く歯が立たなかったような頑固なつまりも、業務用の機器や洗浄剤を使用すれば簡単に解消させることができることもあります。 また、何かの拍子に小さな物が流れてしまい、排水管の中でつまって物理的な問題が起こっている可能性も考えられます。 こうなると素人がいくら頑張っても直すことはできないので、業者に排水管を解体してもらうなどの対処が必要です。 自分でしばらく頑張ってみて効果が感じられないようであれば、業者に依頼してみると良いでしょう。 ■つまらないための予防をする 排水溝をつまってから解消させるには、時間やお金がかかって大変なこともあります。 その為、なるべくつまらないに越したことはありません。 排水溝をつまらないようにするには予防をすることが重要となってきます。 予防といっても大掛かりなことをする必要はなく、排水口にネットを張って髪の毛が流れないようにすることや、定期的に排水溝を掃除してあげるだけでも大きな効果を発揮します。 お風呂場の場合髪の毛が流れてしまうことがつまりの大きな原因となるので、まずは髪の毛を排水口で食い止めることは非常に効果的なのです。 石鹸カスやシャンプーなどは単独では大きなつまりとはなりにくいですが、髪の毛と絡むことでつまりに繋がる可能性が大幅に高くなります。 そして定期的に重曹やパイプユニッシュなどで排水管の掃除をしてあげることで、石鹸カスやシャンプーのヌメリを溶かして洗浄できるので常に綺麗な状態を維持することができます。 これらのメンテナンスを欠かさず行うことで、ほとんどのお風呂のつまりを予防することができるでしょう。 ■まとめ お風呂の排水溝はその他の場所を比べても非常につまりが発生しやすい場所です。 だからこそマメに予防をすることでつまらない対策をし、つまったとしても症状が軽い段階で対処することが重要となります。 排水口ネットを使用して髪の毛を流さないようにするだけでも、つまったときに簡単に解消させることができる可能性が高まるので、まずはそういった簡単なところから対策を始めることをおすすめします。 業者に依頼することでつまりを解消させることはできますが、予防をしなければ数ヶ月後にはまた同じようにつまってしまうことがあるので、業者に依頼したとしてもその後はマメにメンテナンスを行うようにしましょう。

車の鍵を紛失した時に「あなたが」今すぐ出来る事

車に乗ろうとしたときに鍵を紛失したことに気付き、大慌てした経験がある人もいるのではないでしょうか。 鍵の紛失は誰にでも起こり得ることですが、落ち着いて対処するためには事前に紛失したときの対処法を知っておく必要があります。 そこで今回は、車の鍵を紛失してしまったときにすぐ出来る対処法をご紹介していきます。 ■まずは心当たりはないか考える 車の鍵を紛失したときには、まずは心当たりはないか落ち着いて考えてみましょう。 落ち着いて自分の行動を振り返ってみると、紛失した場所やタイミングがわかってくるので、まずは調べられる範囲で調べてみることをおすすめします。 自宅で紛失した場合はスペアキーがないかも確認しましょう。 スマートキー機能などは使用できませんが、スペアキーがあればひとまずその場を凌ぐことはできるので、後でゆっくりと時間をかけて対処することができます。 ■警察に遺失届を提出 心当たりを探しても見つからない場合は、なるべく早めに警察に遺失届を提出します。 電話で連絡することで届け出ることもでき、地域によってはインターネットからも提出できるので事前に調べておくと良いでしょう。 紛失した場所や時間帯、鍵の特徴などをなるべく詳しく知らせましょう。 遺失届を提出して受理されると「受理番号」が与えられます。 この受理番号は遺失物の引き取り時に必要となるので、忘れないように携帯などにメモしておくことをおすすめします。 ■緊急時は鍵業者に依頼する 鍵を紛失したタイミングが緊急の場合には、専門の鍵業者へ連絡して新たな鍵を作ってもらうことになります。 国産車であれば1時間程度で対応してもらうこともできるので、急いでいるときにはおすすめです。 緊急でない場合であればディーラーで再作成してもらうことが確実ではありますが、ディーラーの場合作成期間が長く価格も高くなってしまうデメリットがあることも理解しておきましょう。 国産車であれば多くの場合でイモビライザー付きにも対応してもらえ、鍵の紛失は基本的に早く解決したい問題でもあるので、鍵業者に依頼する人が多いのが現状です。 鍵業者へ依頼する時には、次のようなことを予めチェックしてから連絡するとスムーズに進みます。 ・メーカー ・年式 ・グレード ・車の停車場所 ・車の状態 ・鍵のタイプ どんな小さな情報でも鍵屋さんにとっては重要な情報となることがあるので、できるだけ詳しく現状を伝えるようにしましょう。 特に鍵のタイプは重要で、イモビライザー付きかどうかは鍵屋さんにとって作業内容が大きく異るので、後でトラブルが起きないためにも必ず伝えておくことをおすすめします。 ■イモビライザー搭載車の確認方法 車の鍵を紛失して鍵業者へ作成を依頼するときに重要なポイントとなるイモビライザー機能の有無ですが、車にあまり詳しくない人だと聞かれてもすぐに答えられないこともあると思います。 イモビライザーは電子的に鍵を認識する機能で、搭載車かどうかの見極め方はメーター周りに鍵のマークで作られたインジケーターランプがあるかどうかで判断できます。 車種によっては「SECURITY」と書かれたランプが採用されていることもありますが、多くの場合で鍵マークのランプが目印となるので、まずはメーター周りを確認してみましょう。 また、イモビライザー付きの車種は車の窓に鍵マークの付いたステッカーが貼られているケースも多いので、そちらも同時に確認してみることをおすすめします。 ■どこのメーカーでも大丈夫? 鍵の作成を鍵業者に依頼する時に心配することの一つに、自分の車が対応車種に含まれているかどうかだと思います。 定番の人気車種であれば安心ですが、古い車でマニアックな車種だと心配になる人も多いのではないでしょうか。 これは基本的に国産車であれば問題ありません。 古くてマニアックな車種だったとしても、国産車であればほぼ対応してもらえるので安心です。 輸入車の場合、イモビライザー付きだと車種によっては対応してもらえない場合もあるので、確認してみて対応外だった場合はディーラーに依頼するようにしましょう、 ■トヨタ・ホンダ車の鍵紛失は要注意 車の鍵の紛失で注意したいのがトヨタとホンダの場合です。 この2社に限ってはウェーブキーという特殊な構造の鍵を採用しているため、他メーカーの車種で採用されているギザギザの形状をした鍵とは違う方法で作成することになります。 そのため料金が高くなる場合が多いので、ウェーブキーが採用されるようになった比較的新しい年式の車に乗っている人はなるべく紛失しないように気を付けておきましょう。 ■まとめ 車の鍵の紛失に気付いた瞬間は頭が真っ白になってしまいがちですが、まず大切なことは冷静になって落ち着いて対処することです。 自分の行動を思い出してどこで失くしたのかをよく考えてみると、案外あっさりと見つかることも少なくありません。 どうしても見つからなかった場合には鍵業者に依頼して鍵を作成してもらうことが現実的ですが、その際にも車の情報をなるべく詳しく伝えられるように落ち着いて依頼するようにしましょう。 鍵業者が近くにあればスピーディーに対応してもらえるので、普段の行動範囲にある鍵屋さんを予め調べておくこともおすすめです。