鍵開錠の金額・費用・相場について
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何らかの理由で自分で鍵を開けられなくなってしまった経験をお持ちの方もけっこう多いかと思われます。 玄関の鍵だったり自動車のインロックであったりはよく耳にする話でもあります。 ほとんどの人は「自分は大丈夫」と思っているのですが、こういったことはいつ皆さんにも起こる可能性があるのです。 万が一そんなことになったときのためにも、鍵開錠を業者に依頼した場合の費用やその相場について知っておいて損はないでしょう。 ■鍵開錠とは 鍵開錠とは、開けられなくなった鍵などを手段を問わず開ける事をいいます。 合鍵などを使って正常に開けるというのは「解錠」と呼ぶため、その違いを理解していない人も多いですが、基本的に自分で鍵が開けられなくなって業者に依頼する場合は、まずはツールなどを使って解錠を試みます。 どうしてもそれでは対応できない場合には、最後の手段として物理的な破壊を含む開錠という手段を用いる結果になるのが通常です。 ■鍵開錠の種類 鍵と一言でいっても様々な種類のものが存在し、それらを大きく2つに分けると「機械式の錠」と「電子式の錠」に分ける事ができます。 玄関の鍵や車の鍵、金庫の鍵などでこれらの種類が使い分けられていますが、当然開錠の方法も異なります。 一般的に私たちの生活に馴染み深いのは機械式の錠で、鍵穴に鍵を差し込んで解錠するというタイプのものです。 電子式の錠はシステム化された鍵で暗証番号などを使用して解錠する鍵のことを指します。 どちらのタイプにしても素人が簡単に開けられるわけではないので、鍵を失くして開けられなくなった場合は専門業者に依頼するようにしましょう。 どういった種類の鍵だって、数多くあるデータとテクニックで直ちにサポートしてして貰えます。 ■鍵開錠の相場は? では鍵開錠を業者へ依頼した場合はどのくらいの費用が発生するのでしょうか。 鍵の種類によっても相場は全然違うため、よくあるケール別にご紹介いたします。 <玄関ドア> 外出中に鍵を落としてしまって家に入れなくなったというケースは意外とよく耳にします。 同居人がいたり、家族が近くに住んでいて合鍵を預けていたりすれば良いのですが、そうでない場合は合鍵があっても家の中だから外部から開くわけにはいきません。 こういったケースの鍵開錠の相場は、2,000円~10,000円程度となります。 一般的な鍵の相場なので、特殊な防犯鍵などの場合はもっと高くなる可能性もあります。 <トイレドア> 意外なケースとして、トイレのドアを開けられなくなってしまう場合もあります。 トイレの鍵くらい自分でどうにかできるのでは?と思うかもしれませんが、そう簡単には開けられないケースも多いのです。 トイレドアの鍵開錠は2,000~5,000円程度が相場となります。 やはり玄関の鍵などと比べると構造がシンプルなこともあり比較的安価で依頼することができます。 <金庫ロック> 普段ほとんど金庫の開閉をしていない人が、数年ぶりに開けようとしたときに開けられなくなってしまったというケースは非常によくあるパターンです。 金庫には家庭用から業務用まで多くの種類があるため相場の幅は広くなってしまいますが、12,000~50,000円程度が相場です。 家庭用であれば、多くの場合で20,000円以内には収められるでしょう。 <車インロック> 自動車のキーを車の中に封じ込めてしまうインロックは、昔は頻発していた鍵トラブルです。 キーレスが主流となった現代ではあまり聞かなくなりましたが、昔からの癖が抜け切れていない年配者などは未だにやってしまう人も一定数いるようです。 車インロックの開錠費用は、4,000~20,000円が相場となっています。 旅行中などは特に注意して、なるべく回避したいトラブルですね。 ■少しでも安く抑えるコツ 鍵が開けられなくなると誰もが慌ててしまいますが、業者に依頼する前に一度落ち着いて冷静になってみましょう。 場合によっては業者に依頼しないで済む場合もあるからです。 例えば玄関のドアが開けられなくなったときには、大家さんや管理会社に連絡すれば合鍵で開けていただける事もあるようです。 また、近くに住む親などに合鍵を預けていなかったかなどもよく思い出してみましょう。 事業者にお願いするということはそれからであっても遅くないと考えます。 そして、どうしても業者に依頼しなければいけない場合でも、複数の業者で見積もりを取ってみることをおすすめします。 出張料の有無などで大きく金額が異なってくることもあります。 少しでも鍵開錠の費用を安く抑えたいのであれば、慌てず冷静になって最善の方法を見つけ出すことが重要です。 ■まとめ 「自分は大丈夫」と慢心している人に限って、鍵を失くして家に入れないなんてことが起こってしまうものです。 誰にでも起こる可能性はあることなので、日頃から注意して鍵の管理をすることが大切です。 しかしそれでも開けられなくなってしまった場合には、落ち着いて対処し少しでも安く・早く解説できる方法を考えましょう。 いざという時の為に、日頃から今の様なアイディアを頭の何処かにでも収めておくことが重要です。 もしものときのために、普段からこういった知識を頭の片隅にでも入れておくことをおすすめします。