知って徳する!ドアのトラブル発生時に損せず一番安く済ませる方法

住宅であれば殆どの家に付いているドアしかし一たび閉まらないなどのトラブルに見舞われたら・・・

どうして良いか迷っていまいませんか?

毎日気にしないで使っているドアですが、何となく以前と違ってドアの閉まりが悪いなどと感じた
またはドアの閉まりが悪いのは知っているが、そのまま放置している人も多いのでは無いでしょうか?

でも、ドアのトラブルを自分で調整したり修理するのって、完全に閉まらなくなった事を考えると難しい感じがすますね。
もし閉まらなくなったら外出も出来なくなり本当に困ってしまいますよね。

昔は家の近くに建具屋さんなど良く目にしましたが、最近では見掛なくなりましたね?
そんな時、建築業者、リフォーム業者に頼むと大掛かりになりそうな気がして頼みにくかったりしませんか?

もし、何も知らずに業者に頼むと、そのまま提示された内容を請求され支払う事になりかねません。
また不必要な工事を最悪行われる可能性も発生します。

もちろん良心的な業者さんも沢山ありますが、実際に修理が終わってみなければ、本当に見積と同じ金額で請求されるかわかりません。

そこで、プロの扉屋である私が建築業者・リフォーム業者で頼む前に知っておくと得す知識をお伝えします。

知識がある事で知らないと損する不要な出費を抑える事ができるので大変お得です。

1.住宅の扉トラブルで良くある3つのケース

ドアクローザーから油漏れしてるけど修理はできるのか?はたまた本体を交換しなくては駄目なのか。

一般の方には判断できないのではないでしょうか?

対応年数は商品に寄って違いますが、一般的には10年から15年と言われています。

なので結論から言うとこの期間を過ぎた場合にはドアクローザーを交換した方が良いです。

1-1.ドアがバッタンと大きな音を立てしまる

扉にドアクローザーが設置してある場合の対処方法は、本体の左右どちらかに開閉スピードを調整するネジがあります。

そのネジを使いますが、上ネジと下ネジの2個所を使います。
ネジのスピード調整は上下共に時計回りに回すと調整範囲に沿ってゆっくり閉まります。
下記の図が扉の調整ネジの範囲になります。

1-2.ドアクローザー本体や三角ブラケットの取付部分がぐらぐらする。

ドアクローザーの多くは三角のブラケットアーム取付部分をドアの枠に設置し本体をドアに固定する事で機能を発揮します。
しかし、この取付分部が緩んでくるとドアの開閉に不具合を生じさせる事が多々あります。
なのでドアのj開閉スピードが変だと感じた時にはネジの緩みを確認すると良いでしょう。
また、そのまま放置して置くとネジの山が無くなり絞まらなくなる場合があります。

取付部分のネジ山が壊れ締まらない場合の対処方法

最初にドアクローザーのアームとリンクを繋げるネジを外します。

そして本体のネジを緩めて取り外してください。
次にブラケットのネジを緩めて扉の枠から外します。

そしてネジ山を1サイズアップする為に予め穴を大きくして「ねじ切り」でネジ山を付けます。

通常私達が作業をする場合ネジ山が壊れている1個所だとしても、その分部は全てネジ山を切り直します。
そして取り外したのと反対の手順で設置していきます。

1-3. ドアクローザーの油漏れ

基本的には、ドアクローザーが油漏れを起こした場合は油圧式なので修理は無理です。
この様な状態でドアクローザーの開閉スピードの調整するとネジを少し回しただけでも速度が変わるので少しづつ調整する必要があります。

1-4. ドアクローザーの交換

ドアクローザーはネット通販やホームセンター・DIYショップなどで簡単に購入する事ができます。
日本ドアーチェック製造株式会社(ニュースター)、美和ロック株式会社(MIWA)、ダイハツディーゼルNHN株式会社(NHN)、 リョービ株式会社(リョービ)などのドアクローザーメーカーがあります。
その中でもニュースターの182シリーズのスタンダード式などは5,900円位でパラレル式は6,900円位で購入する事ができます。

通常既存のドアクローザーを外して取付する場合には以下の手順にて行います。

Ⅰ.ドアクローザーの本体の取付ネジが正面から確認できる場合

① アームとリンクの結合分部を外します。(結合部分はネジを外しリンクをアームから上に抜き取る)

② ドアクローザーを扉から取り外します。

③ 三角のブラケット部分を上の枠から取り外します。

④取り外した逆の手順で新しいドアクローザーを設置します。
③→②→①の順番になります。

Ⅱ.ドアクローザー本体の取付ネジが正面から確認できない場合

① アームとリンクの結合分部を外します。(結合部分はネジを外しリンクをアームから上に抜き取る)

②本体を取付用の板から外します。(本体の側面にネジがありそれを緩め外すのですが、スピード調整のネジと間違え無いように注意ください。
そして外したネジの方向に本体をスライドさせます。そして手前に引くと本体を外す事ができます。)

③本体の取付板をドアから外します。

④三角のブラケット部分を上の枠から取り外します。

⑤取り外した逆の手順で新しいドアクローザーを設置します。
④→③→②→①の順番になります。

1-5.ドアクローザーを購入する前に確認すること。

①スタンダード式

ドアの押す方向と反対の分部に本体を設置するタイプでアームはドアに対して垂直になります。

②パラレル式
ドアを押す方向側に取付るタイプでアームはドアに対して平行になります。

1-6.ドアクローザーを新規で設置する方法

最初から扉にドアクローザが設置されている場合は同じタイプの商品を購入して交換取付すれば良いのですが、新規の設置になりますと勝手が違います。

万が一寸法を間違えてドアに穴を空けたりするとドアが開閉しないなどの不具合が発生する事が多々あります。

施工図に沿って設置ができない方は無理せず業者に依頼すると良いでしょう。

1-7.フロアヒンジの交換と修理

フロアヒンジは一般的にガラスの扉で使用されていますが、開閉スピードの調整や交換などは一般の方では難しいので無理しないで業者に依頼ください。
※交換には特殊な工具が必要となり、その購入金額でも業者に頼む金額を超えるてしまいます。