クリスマスの季節が近付くと、今年のパーティーはどんな飾り付けにしようかと考え始める方は沢山いるのではないでしょうか?
そんな方たちにお奨めできるのが、窓ガラスのデコレーションです。
経験のない人からすると難易度が高く感じるかもしれませんが、実は簡単かつ安く仕上げることができるオススメのデコレーション方法なのです。
今回はそんな窓ガラスのデコレーション方法について解説していきます。
■スノースプレーでデコレーション
オシャレかつ手軽にできるデコレーション方法でまずオススメしたいのが、スノースプレーを使用したデコレーションです。
スノースプレーとは窓ガラスに吹き付けてボカシ加工のできるカラースプレーです。
よくお店のショーウィンドウなどに施されているので一度は見たことがあるのではないでしょうか。
オシャレなお店のデコレーションを見ると完成度が高く難しく感じるかもしれませんが、実は誰でも簡単にできるデコレーションなのでそこは安心してください。
しかもスノースプレーは100円ショップでも購入することができるので非常に経済的です。
スノースプレーというだけあってよく見かけるのは白色ですが、赤や緑など様々な色が販売されているのでクリスマスカラーに可愛くデコレーションすることも可能です。
このスノースプレーは「図案」と呼ばれる型紙に向けて噴射することでオシャレなデザインにデコレーションできるのですが、嬉しいことにこの型紙も100円ショップで購入することができます。
もし100円ショップでお気に入りのデザインが見つからなかった場合は、ホームセンターで購入したりインターネットからプリントアウトしたりすることもできるので、是非お気に入りのデザインを探してみたら如何でしょう?
イラストを描くことに自信のある人であれば、クリアファイルなどに自らデザインを描いて切り抜けばオリジナルの型紙を作ることができるのでオススメです。
世界に一つだけのオリジナルデザインにも是非チャレンジしてはどうですか?
■スノースプレーの注意点
スノースプレーを使用して窓ガラスをデコレーションする際には注意しなければならないこともあるのでご紹介します。
<窓ガラスの掃除>
まずスプレーを吹きかける前に窓ガラスを綺麗に掃除しておくことが重要です。
ゴミや汚れが付着している状態で吹き付けても色がうまく乗らずすぐに剥がれてしまう恐れがあります。
しっかり掃除をしておけばそのような心配はなく、年末の大掃除の手助けにもなるので手を抜かず綺麗にしておきましょう。
また、スノースプレーは水分に弱いので必ず室内側の窓に吹き付けてください。
<型紙はしっかり固定>
型紙となる図案は手で押さえてスプレーするのではなく、マスキングテープやセロハンテープなどでしっかりと窓ガラスに固定してスプレーするようにしましょう。
手で押さえるだけでは途中でズレてしまい綺麗に仕上がらない可能性があります。
<一度に厚く吹き付けない>
スプレーするときは、一度に厚く吹き付けるのではなく、薄い層を何層も塗るように仕上げましょう。
窓ガラスから30cm程度離して、一回3秒を目安に少しずつ塗っていきます。
一度にたくさん吹き付けても塗料が付着せず重みで落ちてしまうので注意が必要です。
<型紙は毎回拭き取る>
使用した型紙は毎回綺麗に拭き取ることをオススメします。
1箇所しか使わず使い捨てでもいいなら拭き取らなくても問題ありませんが、何度も使いたい場合や翌年以降も使用したい場合は毎回拭き取ることで何度でも綺麗に仕上げることができます。
もちろん紙製の型紙の場合は染み込んで拭き取れないので使い捨てとなるので注意が必要です。
■スノースプレーを落とす方法
クリスマスが終わり、スノースプレーのデコレーションを落としたいときには市販の専用除去剤やクロスを使用することがおすすめです。
ガラス用洗剤などでも落とせますが、すべてを綺麗に落とせない場合もあるので、そういったときには専用の除去剤が有効です。
スクレーパーなどの硬いもので削ぎ落とす方法はガラスに傷を付ける恐れがあるのでオススメできません。
■ウインドウステッカーでデコレーション
最も手軽にできる窓ガラスのデコレーションといえば、ウインドウステッカーを使用したデコレーションです。
オシャレなデザインに作られたステッカーを貼るだけなので、時間も手間もかからず非常に簡単に仕上げることができます。
世界的に有名なのはGelGems(ジェルジェム)というステッカーで、なんと世界41カ国のお店や通販サイトで売られています。
ゼリー状のブニブニとした感触のステッカーで、子供が誤って口に入れてしまったときのことも考えられて作られているので安心です。
クリスマスツリーやサンタクロースなどのクリスマスデザインはもちろん、キャラクターや動物、食べ物など様々な種類のデザインが販売されているので、組み合わせ次第で無限のデザインが楽しめます。
センスに自信がない人でも、見本の通りに貼ればオシャレに仕上がる「レシピセット」というものもあるので安心です。
■ジェルジェムの注意点
ジェルジェムの注意点としては、ガラスや鏡以外の場所には使用してはいけないことです。
これは公式に発表されていることでもあり、例えば部屋の壁紙やドアなどに貼ると色移りしてしまい、その色が取れなくなるというトラブルが実際に起きているのです。
そのため、ジェルジェムは窓ガラスや鏡以外の場所には使用しないようにしましょう。
■マスキングテープのロールをオーナメントに
100円ショップなどに売っているオシャレなマスキングテープもステッカーなどと合わせて使用することで可愛くデコレーションできますが、実はこのマスキングテープのロールまでもオーナメントとして活用できます。
数センチから数十センチほどテープを貼り付け、残りをロールごと垂らしてオーナメントにしてしまうという方法です。
一つ間違えればダサい印象になってしまいますが、センス良くデコレーションできればオシャレ上級者だと思われること間違いなしでしょう。
センスに自信があれば是非試する事をお奨めします。
■写真やポストカードも活用しよう
窓ガラスのデコレーションには、写真やポストカードを活用することもオススメです。
写真やポストカードは窓ガラスのデコレーションに使用するイメージがない人も多いかもしれませんが、使用してはいけないルールもありません。
あえて人がやらないことにチャレンジすることで差別化でき、よりオリジナルなデコレーションが完成します。
マスキングテープなどとうまく組み合わせる上級テクニックもオススメです。
■まとめ
クリスマスに向けた窓ガラスのデコレーションにも様々な方法があります。
そんな中の一部を今回ご紹介しましたが、どの方法も経済的で作業も簡単な方法ばかりです。
センスが問われる方法もありますが、自信がない人はインターネットなどで公開されているデザインを参考にすると良いと思います。
自分だけのオリジナルデコレーションを完成させ、クリスマスを最大限に楽しみましょう!