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ホームフィックスでは住まいの水道、ガラス、鍵に関する自分で出来るトラブル解決方法から業者に依頼した場合の料金や相場などを掲載しております。

Archive List for 窓ガラス

窓ガラスの交換を業者に依頼できない時の対応方法

自宅の窓にヒビが入ったり割れてしまったとき、新しいガラスさえ用意すれば自分でもガラス交換ができてしまうのをご存知でしょうか。 ガラス交換は業者に依頼するのが当たり前だと思われがちですが、構造を知ってしまえば意外と器用な方ならできてしまうのです。 本当はプロにお願いしなかれば危ないのですが、事情があって如何してもプロにお願い出来ない場合の方向けの窓ガラスの交換方法について詳しくご紹介いたします。 ガラス交換に必要なもの ガラス交換をするには工具などあらかじめ必要なものを準備しなければなりません。 しかし特別に専門的な工具を購入しなくても、どこの家庭にもあるような身近な道具で行うことができます。 ガラス交換に必要不可欠な道具は以下の様なものになります。 <プラスドライバー> 多くの家庭でプラスドライバーの1本くらいはあるのではないかと考えます。 ガラス交換に必要な工具らしい工具はこのプラスドライバーくらいです。 もし持っていなくても、100円ショップなどで安価に購入することができるのでこの際に購入するのも悪くはないと思います。 <ゴムハンマー> 絶対ということではないですけど、あると便利な場合があります。 もし持っているようなら準備すると良いでしょう。 <軍手> ガラスで手を怪我しないようにするためと、ガラスから手がすべらないようにするためにも軍手は必須です。 すべり止めがきちんと引っ付いた種類の軍手を使用することに注意しましょう。 <ダンボール> 作業するときに床に敷くためのダンボールを用意しておいてください。。 床やサッシが傷つかないように、なるべく厚みのあるダンボールが好ましいです。 新しいガラスの購入場所 ガラス交換には当然新しいガラスを準備する必要があります。 そこで悩むのが、どこでガラスを購入するかという問題です。 すぐに思いつくのはガラス屋さんですが、都合良く近所にあるとは限りません。 そんなときに利用したいのがネット通販での購入です。 サイズさえわかっていればネットで購入することができ、安全な梱包で家まで配送してくれるので安心で手間もかかりません。 ホームセンターでも購入することができるので、近くにあれば問い合わせてみましょう。 しかし一番確実なのはやはりガラス屋さんなので、まずはガラス屋さんが近所にないかを調べてみることを推奨します。 サッシの解体方法 では本題のガラスの交換方法についてご案内します。 まずはサッシの解体方法からです。 初めにダンボールを床に敷いてから作業を始めましょう。 <1.サッシの底面を外す> まずはサッシの底面を外します。 サッシの横面の下部に2つネジ穴があるので、サッシの分解にはその上側のネジをドライバーを使って外します。 同じ要領で左右両方のネジを外しましょう。 ネジを外したらサッシを引き抜いて外します。 このときサッシが固くて外せない場合は、傷がつかない程度にゴムハンマーで軽く叩いて外しましょう。 <2.サッシの横面を外す> 底面のサッシを取るという作業ができたら、お次は横面のサッシを外します。 今度は横面の上部にあるネジを外して引き抜きます。 横面を外すときは左右どちらか一方だけで大丈夫です。 片方の横面サッシを外して、残りのサッシがL字型に残っていれば成功です。 <3.ガラスの入れ替え> サッシがL字型に残された状態のもとでガラスを取り外すことが可能なので、その状態の中でガラスの取り換えをやっていくというわけです。 古いガラスを外し、ガラスの縁に取り付けてあるビートと呼ばれるゴムを外します。 新しいガラスにもそのビートを取り付け、その後ガラスをはめ込んでいきましょう。 ビートが極端に劣化しているようだとはめ込むことが難しくなるので、新品に取り替えることを推奨します。 サッシの組み立て方法 新しいガラスをはめ込んだら、今度はサッシを組み立てます。 サッシの組み立ては基本的に解体と逆の手順で行えば組み立てられます。 ネジは一気に本締めするのではなく、仮止めしながら最後にすべてのネジを本締めして組み立てていきましょう。 ガラス交換の注意点 ガラス交換を行う際の注意点としては、まずは自分が怪我をしないことです。 特にガラスが割れていたりすると非常に危険なので、必ず素手で触ることは避けましょう。 […]

窓ガラスの熱割れ対策方法

窓ガラスには熱割れという現象が起こることがあるのをご存知でしょうか。 自分には関係ないと思っていても、意外と窓ガラスの熱割れは身近に起こり得る現象なので注が必要です。 多くの家庭で起こる可能性のあるガラスの熱割れとはどういったものなのか、どうすれば対策できるのかなど、詳しくご紹介いたします。 ガラスの熱割れとは? 窓ガラスの熱割れとは、簡単にいうと直射日光が当たり高温になる部分とそれ以外の低温部との激しい温度差が発生した場合に起こる現象のことです。 施工が悪く、エッジの強度が低くなっているときにも起こりやすくなります。 ガラスの種類やどのような使い方をするかによっても熱割れの原因となる熱応力が変わり、施工品質、ガラスの大きさ、影の状態など、多くの要素が合わさって起こる現象です。 特に「網入りガラス」の場合は網を入れている分エッジ強度が下がるため、一般的なフロートガラスなどと比べると熱割れが起こる可能性は高くなります。 熱割れの特徴 窓ガラスの熱割れが起こりやすい条件は、冬場の天気の良い日の午前中です。 なぜこの条件で起こりやすいのかというと、夜のうちにガラスやサッシの温度が低下している状態で急に朝日を受けることで、ガラス中央部とサッシ周辺での温度差が急激に広がるからです。 温度差が広がると熱応力も大きくなるため、特にガラスやサッシの温度が下がりやすい冬場の午前中に熱割れが起こりやすいという特徴があります。 施工での熱割れ対策 ガラスの熱割れは完全には防ぎ切れない物理現象ですが、確率を下げるための対策をすることはできます。 まず施工面での対策としては、ガラスエッジがクリーンカットであることが1つ。 そして弾性シーリング材を使用することと、ガラスとサッシが直接的に触れないようにクリアランスを十分に取ることも大切なこととなります。 基本的にこのような施工は専門業者が行うことですが、知識として知っておいて損はないはずです。 多くの業者はきちんとした施工をしてくれますが、極稀に施工品質が悪い業者もいるので、明らかにおかしいと感じたら詳しく確認してみることをおすすめします。 自分でできる熱割れ対策方法 施工面の対策を素人が行うことは難しいですが、誰でもできる簡単な熱割れ対策方法もあります。 まず、窓際にダンボールなどの荷物をたくさん積まないことです。 同様にベッドなどの家具も窓際に密着させることは避けましょう。 そして意外に思うかもしれませんがカーテンの影響も大きいため、分厚いカーテンや遮光・遮熱カーテンはなるべく使わないことをおすすめします。 カーテンはできれば窓ガラスから50cm以上離すことが理想です。 50cm離すことはなかなか難しいかもしれませんが、少しでも窓ガラスとカーテンの間に隙間をつくってあげましょう。 また、エアコンの風が窓に直接当たることも、ガラス温度に大きな変化をもたらすことになるため避けるようにします。 室外の対策ではエアコンの室外機は窓から離し、なるべく密着させないことも大切なことです。 このように、ガラスの近くで熱がこもったり、ガラスの温度にムラができるようなことを極力避けてあげることが熱割れを防ぐためのポイントとなります。 こういった対策をしていても完全に防げるとはいえませんが、その確率は大きく下げることにつながるでしょう。 ぜひ試してみてください。 耐熱強化ガラスがおすすめ 窓ガラスの熱割れを防ぐ手段として、ガラスの種類そのものを変えてしまうという方法もあります。 おすすめなのは「耐熱強化ガラス」を導入することです。 一般的な防火ガラスといえばガラスに鉄線が入った網入りガラスですが、この耐熱強化ガラスは鉄線が入っていないにも関わらず十分な防火性能を満たす防火ガラスとなります。 鉄線が入っていないため、視界を妨げることがなく美しい視界を保つことができるメリットがあります。 網入りガラスと比べるとガラス自体が高価なものになるため初期コストはかかってしまいますが、熱割れを起こしやすいような環境で使用するのであればトータル的には安く済む可能性も十分に考えられるでしょう。 耐熱強化ガラスの性能は非常に高く、耐衝撃強度ではフロートガラスと比べて6倍の強度があり、通常の強化ガラスと比べても2倍以上の強度があります。 そのため新幹線の窓にも使用されるなど、強度が必要とされる多くの場面で活躍しています。 窓ガラスの熱割れを防ぐという意味では、この耐熱強化ガラスの導入は大きな力となってくれるでしょう。 まとめ 窓ガラスの大きさや方角、施工品質など条件にも大きく左右されますが、どんな家庭でもガラスの熱割れが起こる可能性は潜んでいます。 しかしなるべく自分でできる範囲の対策は日ごろから意識して行うようにすることで、そのリスクを大きく下げることにつながります。 万全を期すのであれば耐熱強化ガラスの導入も検討しつつ、窓ガラスの熱割れ対策を考えてみるようにしましょう。 カテゴリー窓ガラスに関連”窓ガラスの熱割れ対策方法「ガラス関連ー4記事」”を編集

窓ガラスが割れた時に使える保険とは?

窓ガラスが割れてしまった時、動揺して保険のことまで考えられず自費で修理してしまう人も多いですが、実は窓ガラスの割れは保険金を請求できる場合があります。 どういった理由で割れたときにどの種類の保険を使えばいいのか、注意点も含めてご紹介いたします。 窓ガラスが割れた時でも使える火災保険 窓ガラスが割れた時に利用可能とされているのは「火災保険」となります。 火災保険はそのネーミングから想定して家事が原因のときにしか使用できないと思われがちですが、自然災害や空き巣被害などの場合でも補償対象になります。 もちろん保険会社や契約内容にもよりますが、最近の火災保険はこういった被害も対象として含まれていることが一般的です。 窓ガラスの割れで火災保険が適用となるケース 火災保険で窓ガラスの修理ができるということはわかりましたが、何が原因で割れてしまったかによって適用されるかは変わってきます。 窓ガラスの割れで火災保険が適用されるのは、主に次のようなケースです。 <風災> 台風による強風で窓ガラスが割れてしまった場合や、強風で飛ばされて来たものが当たって窓ガラスが割れしまった場合には火災保険の適用範囲内となります。 台風などの強風ではどの家庭にもこのようなリスクがあるので安心ですね。 <空き巣被害> 空き巣に入られた際に窓ガラスを割られてしまっても、修理費用は火災保険が適用されます。 空き巣が忍び込んでくる箇所は大抵が窓からということを考えると、空き巣被害も対象となっているのは安心できます。 <破損> お子さんが楽しんでいたボールがぶつかって割れてしまった時や、熱割れが原因となって自然とガラスにヒビが入り込んでしまったというケースも適用されます。 小さなお子さんがいる家庭では助かりますね。 <地震被害> 地震被害に関しては地震保険が火災保険に付帯していることが条件となりますが、その場合地震による窓ガラスの割れでも適用となります。 日本は地震大国なので、なるべく地震保険付きの火災保険に入っておくと安心です。 免責金額を確認しよう 火災保険を使用して窓ガラスの修理を行う際には注意しなければならないこともあります。 それは「免責金額」の確認です。 免責金額とは、修理に必要な費用のうち契約者が負担する自己負担額のことをいいます。 契約によって0円の場合もあれば、3万円や5万円といった場合もあり金額は人それぞれです。 仮に免責金額が5万円の契約で、修理代が10万円だった場合には次のような計算式になります。 「修理代10万円 – 免責金額5万円 = 受け取れる保険金」 修理代金から免責金額を差し引いた残りの金額が、保険金として受け取れるという仕組みです。 勘の良い人だともう気付いたかもしれませんが、このシステムだと修理代金が5万円以下だった場合は全額自己負担となってしまいます。 保険適用とはいっても、免責金額を損害額が上回らなければ1円も保険金は発生しないのです。 この免責金額を大きく契約するほど支払う保険料が少なくなるので、3万円や5万円で契約している人が多いと思います。 しかしその場合、窓ガラス修理のように損害額がそれほど大きくないケースでは火災保険の出番はないということになります。 保険の使用を考えるときには、まずはこの免責金額をいくらで契約しているのかを確認するようにしましょう。 窓ガラス以外の被害もチェック 損害額が免責金額に満たない場合でも、保険金を受け取れるかもしれない裏技的な方法が存在します。 それはガラス以外の損害箇所分もまとめて請求するという方法です。 強風などで物が飛んできてガラスが割れた場合などは、屋根や外壁などにも被害が及んでいる可能性は十分に考えられます。 そういった家のダメージを一度よく確認してみましょう。 もし他の箇所にも損害があった場合は、窓ガラスの金額と合算することで免責金額はクリアできる可能性が高まります。 火災保険は自動車保険のように使用したからといって保険料が上がるものではないため、使えるときに使っておくことが得策です。 もちろん嘘の申請は不正請求になるため許されることではありませんが、補償対象となる損害をまとめて申請することには何も問題はないので、窓ガラスだけでは保険金が受け取れない場合には他の損害箇所もよく確認してみましょう。 まとめ 窓ガラスの割れは火災保険が使える場合が多いため、割れてしまったときには慌てず保険会社へ連絡するようにしましょう。 ガラスが割れてしまったときに落ち着いて対応できるよう、一度火災保険の契約内容を再確認しておくことをおすすめします。 修理代が免責金額に満たない場合は、他の損害箇所と合算で申請することで保険金を受け取れる可能性があることも頭に入れておきましょう。 せっかく保険料を支払っているわけなので、補償対象の被害に遭ったときにはなるべく請求して保険金を使わせてもらいたいものですよね。

窓ガラス交換・修理の金額・費用・相場を検証

窓ガラスは劣化や衝撃で急にヒビや割れが起こってしまうケースがあります。 しかし突然のことだとその対応に慌ててしまい、冷静な判断ができなくなってしまうものです。 そんなときのために、予備知識としてガラスの交換や修理を依頼するときの対応を、予め頭に入れておくことをおすすめします。 そこでこの記事では、ガラスの交換・修理の相場や、ガラスの種類について詳しくご紹介します。  窓ガラスの交換・修理の必要性 窓ガラスを交換するときは、ガラスが割れてしまったときや性能の高いガラスに交換したいと考えたときだと思います。 修理に関してはガラスの破損が少ない場合にのみ行なえます。 完全に割れてしまってからだと修理は不可能で選択肢は交換しかなくなってしまいますが、初期段階の破損であれば修理も含めて考える事ができるため、ガラスに異常を感じたときにはなるべく早くガラス屋さんに相談するようにしましょう。 交換・修理する窓ガラスの種類 窓ガラスの取り換えをおこなう時にはガラスのタイプを選び種類を変更することが出来るケースもあります。 予算に余裕があるのであれば、これまでよりも頑丈で防犯性能の高いガラスに交換する良いチャンスでしょう。 様々な種類のあるガラスには、それぞれどのような特徴があるのかご紹介します。 <防犯ガラス> 犯罪を抑制する防犯ガラスというのは想像できると思いますが防犯対策に効果的なガラスと言えます。 防犯ガラスと一言でいってもランク分けされており、ランクの高い割れにくいガラスほど価格も高くなります。 どの程度の防犯性能を求めるかによりますが、予算とも相談しつつ納得のいくランクを選択するようにしましょう。 <ペアガラス> ペアガラスの特徴は、何と言ってもその断熱性の高さです。 夏の期間は外側の熱を防いで快適な温度に、冬の期間は部屋の中の暖気を逃さず暖かい生活を快適に送ることができます。 物理的に2重窓になることから自然と防音性能も高くなりますが、それとは別に防音効果の高いペアガラスというものもあるため、部屋の防音効果を高めたいと考えている人はペアガラスを検討してみてはいかがでしょうか。 <曇りガラス> 曇りガラスを使用する場所は主に浴室となります。 曇りガラスの特徴は明るい光を取り込みつつ外の人からは中を見れないようにする効果です。 そういった特徴から、浴室にはピッタリのガラスだと言えるのではないでしょうか。 <網入りガラス> 網入りガラスも見たことがある人は多いと思いますが、ガラスの中に金網ワイヤーが入れられたガラスです。 このワイヤーが入っているおかげで、火災時などガラスが割れたときの飛散を防止することができます。 こういったことから網入りガラスは防火ガラスと呼ぶことも多いガラスです。 窓ガラスの交換・修理費用の相場は? では実際に窓ガラスの交換・修理を業者に依頼することなったときの費用はどのくらいかかるのでしょうか。 よくあるタイプのガラスでその相場を確認してみましょう。 <透明ガラス> 最も一般的で多くの家庭で使われているのがこの透明ガラスです。 機能面で特別優れているというわけではありませんが、その分価格もリーズナブルなのが特徴です。 この透明ガラスの交換・修理の費用は5千円~1万8千円程度が相場となります。 <曇りガラス> 曇りガラスは家の中でも浴室など一部の窓にのみ使用されることの多いガラスで、透明ガラスよりは加工されている分ガラスの価格も高くなります。 曇りガラスの交換・修理費用は、1万4千円~3万円程度が相場です。 <ペアガラス> ペアガラスは単純にガラス量が多くなるので、その分の価格が上乗せされます・ 交換・修理を依頼した場合の費用は、1万8千円~3万5千円程度が相場となります。 スタンダードな透明ガラスの2~3倍は必要であると想定しておいた方が良いでしょう。 <強化ガラス> 割れにくく防犯性能も高い強化ガラスは、特殊なガラスの中でも特に価格の高いガラスとなります。 強化ガラスの交換・修理費用は2万5千円~5万円程度が相場です。 価格は高くなりますが防犯性能は抜群なので、「転ばぬ先の杖」という意識で導入する人が増えています。 少しでも費用を抑えるためのポイント 窓ガラスの交換・修理の費用はガラスの種類によって大きく左右されます。 また、場所によっては足場を組む必要性が出てきたり、古いガラスの引き取り費用が発生したりと、何かと費用がかさみます。 そんな費用を少しでも安く抑えるには、保険の利用という方法があります。 意外と知らない人も多いのですが、ガラスが割れたときの交換費用は火災保険の適用範囲に含まれていることがほとんどなのです。 もちろんプランや割れた原因によって適用されないケースもありますが、一般的な火災保険であれば故意で割ったわけでなければ適用されます。 まずは自己負担額を少しでも減らすために、契約している保険を確認してみましょう。 まとめ ガラスの種類は豊富で、その種類によっても交換や修理の費用は大きく変わってきます。 […]

日本のガラスメーカーが世界で選ばれる訳

世間ではあまり知られていませんが、実は日本の窓ガラスメーカーは世界的でもトップのシェアを誇っています。 それも1つのメーカーが独占しているというわけではなく、複数の日本メーカーが世界でトップを競っているのです。 そこでこの記事では、どのような窓ガラスメーカーが世界のトップに君臨しており、それぞれのメーカーにおいてはどんなふうな傾向が見られるのかに関してご案内していこうと思います。 ■旭硝子 世界シェアのトップに君臨するのが「旭硝子」です。 板ガラスをメインに液晶ガラスや太陽電池用ガラスの分野でも世界トップクラスのシェアを誇り、ガラス業界全体でその存在を知らしめています。 しかし意外にも商業施設などの一般的に目立つ場所では旭硝子の製品はほとんど使われることはありません。 旭硝子の製品に強い個性がないという理由もありますが、それよりも「名より実を取った」といった方が正しいでしょう。 目立つ場所での競争は非常に激しく、名は売れても実入りは少ないというのが現実です。 そのため、名を売ることは捨て数量を稼げて儲かる場所での戦いを選んだのです。 そういった戦略によって、「目立たないけど世界一」という結果に繋がったのだといえます。 しかしそんな旭硝子ですが、今後は「インフォベール」という新製品を引っ提げ、イベント会場など目立つ場所での争いにも割って入ろうとしています。 旭硝子らしい技術力の高い製品で、人目につきやすい場所でもシェアを奪って行ければ、世界一の座は揺るぎないものと考えられるのではないでしょうか。 ■日本板硝子 日本板硝子は旭硝子と並び世界でもトップを争う大手メーカーです。 1918年の設立と長い歴史があるメーカーですが、その間には同社よりも規模の大きな英国・ピルキントン社を買収するなど、世界的にも大きな話題を振りまいてきました。 日本板硝子の製品は、家庭向けのものから商業建築向け、通信機器向け、自動車向けなど幅広い分野で使われています。 特に家庭向けのガラスには力を入れており、高断熱性のガラスや防犯性の高いガラス、防火ガラスなど充実のラインナップです。 米国カーディナル社とも提携し、ピルキントンのCVD断熱コーティングを活かしたエコガラス分野において大規模な躍進が期待されています。 ■セントラル硝子 セントラル硝子は住宅用硝子や自動車ガラス、電子産業用ガラス、ガラス繊維などを製造販売しています。 旭硝子や日本板硝子ほどの規模ではありませんが、合弁会社の設立などで着実にシェアを伸ばしてきています。 フランスのサンゴバン社と設立したセントラル・サンゴバン合弁会社は、セントラル硝子にとって世界シェアを広げると大きなポイントとなりました。 この合弁会社ではアジアのマーケットを中心に、主に自動車ガラスの製造販売を行っています。 すでに世界でも有数のガラスメーカーである両社は、合弁会社の設立によりそれぞれが苦手としていた分野や進出していない地域でのシェアを獲得することで、さらなるブランド価値と売上の向上を狙います。 自動車ガラス部門が伸びてくれば、業界トップ3も射程圏内と考えられるのではないでしょうか。 ■HOYA HOYAは日本初の光学ガラス専門のメーカーとして誕生しました。 その後はガラスだけでなく半導体やデジタル機器分野にも進出し、内視鏡なども製造するメーカーとなりました。 2008年にはカメラメーカー大手のペンタックスと経営統合し、三和色と第一勧銀色を併せ持つ企業として話題となりましたが、その後デジタルカメラや交換レンズなどのイメージング・システム事業は2011年にリコーへ譲渡することとなります。 様々なガラス製品を開発しているHOYAですが、液晶保護ガラス製品にも「アルミノシリケートガラス」という独自の技術を使用しており、耐圧腕時計やスマートフォン本体の液晶ガラスと同じ種類のガラスが使用されています。 ■日本電気硝子 日本電気硝子も世界でシェア争いをしているガラスメーカーです。 フラットパネルディスプレイ用ガラスの大手メーカーとして知られており、液晶用のガラス基板では世界の20%を生産しています。 これは米国コーニング社、旭硝子社と並んで世界3強と評されるほどのことです。 ディスプレイ用ガラス以外にも、電子部品用ガラスやガラスファイバ、建築用ガラスなど幅広く製造しています。 「見えないガラス」という特殊なガラスの製造もしており、目視ではガラスがあることにほとんど気が付かないほどの視感反射率の低さとなっています。 ■まとめ 今回ご紹介したように、日本には世界を代表するガラスメーカーがたくさん存在しています。 紹介したメーカーを中心に世界でシェア争いが繰り広げられており、それぞれの企業の戦略や技術力の差異が出て将来どんな風な勢力図に変化していくのか注目されています。 現在は低価格帯の中国メーカーも伸びてきているだけに、そういった製品に対して日本メーカーがどういった戦略で立ち向かうのかにも注目が集まります。 私たちが普段何気なくお世話になっているガラス製品ですが、こういったメーカーのたゆまぬ努力によって品質の高い製品を使用することができているのです。

窓ガラス色は汚れや寿命で変化するって本当?

ガラス素材そのものは半永久的に劣化しないと言われていることもあり、窓ガラスが劣化で変色することを知らない人もいるのではないでしょうか。 しかしいくらガラスという素材が半永久的なものとはいえ、何もメンテナンスをしないで綺麗な状態を維持できるわけではありません。 そこで今回は、窓ガラスの汚れや寿命による変色、それを防ぐメンテナンス方法についてご紹介していきます。 ■ガラスの劣化について ガラスという素材自体は半永久的なものとされていますが、日頃のメンテナンスが不要というわけではありません。 長期間メンテナンスをしないで放置しておくと、素材自体は劣化しなくてもガラスの表面の状態は徐々に変化していきます。 これはガラスに含まれる成分やガラスの種類などが関係しています。 そのため、ガラスを良い状態で長く維持したいのであれば、メンテナンスは欠かせないものなのです ■劣化の種類 窓ガラスは何もしないと日頃の汚れなどにより劣化し色が変化していくことがあります。 そこでまずは、ガラスの劣化の種類について解説していきます。 <くもり> 一般的に多いガラスの変色として「くもり」が挙げられます。 窓ガラスの表面に白っぽく汚れのような模様が浮き上がっているようなら、それはガラスのくもりだと考えられます。 これはガラスの成分にアルカリ成分が含まれていることが原因で、長期間ガラスの掃除をしていないと起こることが多い「アルカリ溶出」という現象です。 これはガラスの経年劣化としては最も代表的な種類となります。 一般的な窓ガラスにはこのアルカリ成分が含まれているのですが、アルカリ成分を含まない「無アルカリガラス」という種類のガラスも存在します。 テレビの液晶やパソコンの液晶もこの無アルカリガラスが採用されているため、長期間使用していてもアルカリ溶出が発生しない仕組みとなっているのです。 パソコンの液晶画面は一見プラスチック製のようにも感じますが、液晶画面は何層にもなって作られているため、その中に無アルカリガラスが使用されているのです。 <日焼け> 窓ガラスの経年劣化としてもう一つ有名なのが「日焼け」です。 ガラスは太陽光を多く浴びることによって日焼けし、それが変色の原因となる場合があります。 ご存知の通り太陽光には多くの紫外線が含まれているため、その紫外線によってガラスの成分が化学反応を起こしてガラスの変色を招くのです。 人間の肌と同じように、ガラスも長期間紫外線を浴び続けると透明な状態を維持することが難しくなるのです。 ■劣化しないためのメンテナンス ではガラスが変色しないようにする対策としては、どういったことがあるのでしょうか。 ある程度の経年劣化は仕方がないとはいえ、出来る限り最初の良い状態で長く使用したいですよね。 劣化を完全に防ぐことは難しいですが、日頃のメンテナンスを欠かさなければ最小限に食い止めることが可能です。 まずガラスのくもり対策としては、シンプルにガラスを洗うことや拭き掃除をマメに行うことが有効です。 期間が開きすぎてしまうとその間に発生したアルカリ溶出の成分を取り除くことが難しくなるので、なるべくマメに行うことがポイントとなります。 頑固なくもりがあるときなどはガラスクリーナーなどを使用することで透明で綺麗なガラスに近付けることができるでしょう。 窓ガラスの日焼け対策としては、魚釣りによく使用される「偏光グラス」を応用した製品を使用することがおすすめです。 最近では「色調偏光グラス」という製品も販売されており、紫外線の強さによってガラス表面の色調が変化する仕組みとなっています。 従来の偏光グラスは紫外線の強さが変化しても表面の色が変化することはありませんでしたが、色調偏光グラスは紫外線が強いと色が濃くなり、弱くなると色が薄くなるという紫外線の強さによって色調が変わる仕組みです。 こういったガラスを有効に活用することでガラスの日焼けを防ぐ対策にも繋がります。 ■ガラスの変色と寿命の関係とは? 窓ガラスの変色は単純な汚れや日焼けだけでなく、ガラスの寿命が関係あると言われることもありますが、基本的にガラスそのものには寿命はありません。 ガラスは長年使用していると少しずつ劣化はしていきますが、腐ったりすることはなく半永久的に存在する素材です。 つまりガラスの変色と寿命は関係が薄いと考えられ、変色の原因は寿命よりもメンテナンス不足という可能性が高くなります。 メンテナンスさえ欠かさず行っていれば、長年使用したガラスでも非常に綺麗な状態を保つことができるのです。 ■まとめ 窓ガラスの変色を防ぐには、まずはその原因やガラスそのものの特性を知ることが大切です。 ガラスの特性を知ることで日々のメンテナンスなど劣化の対策をできるようにもなるので、ガラスとはどういったもので、どういった種類のものが存在するのかをよく調べてみましょう。 基本的な原因や対策は今回ご紹介した方法で解決できますが、場合によっては特殊なガラスなども存在するので、そういったガラス製品のメンテナンスについては独自のメンテナンス方法を考えてみるのもおすすめです。

クリスマスに備えて窓ガラスをオシャレにデコレーションする方法

クリスマスの季節が近付くと、今年のパーティーはどんな飾り付けにしようかと考え始める方は沢山いるのではないでしょうか? そんな方たちにお奨めできるのが、窓ガラスのデコレーションです。 経験のない人からすると難易度が高く感じるかもしれませんが、実は簡単かつ安く仕上げることができるオススメのデコレーション方法なのです。 今回はそんな窓ガラスのデコレーション方法について解説していきます。 ■スノースプレーでデコレーション オシャレかつ手軽にできるデコレーション方法でまずオススメしたいのが、スノースプレーを使用したデコレーションです。 スノースプレーとは窓ガラスに吹き付けてボカシ加工のできるカラースプレーです。 よくお店のショーウィンドウなどに施されているので一度は見たことがあるのではないでしょうか。 オシャレなお店のデコレーションを見ると完成度が高く難しく感じるかもしれませんが、実は誰でも簡単にできるデコレーションなのでそこは安心してください。 しかもスノースプレーは100円ショップでも購入することができるので非常に経済的です。 スノースプレーというだけあってよく見かけるのは白色ですが、赤や緑など様々な色が販売されているのでクリスマスカラーに可愛くデコレーションすることも可能です。 このスノースプレーは「図案」と呼ばれる型紙に向けて噴射することでオシャレなデザインにデコレーションできるのですが、嬉しいことにこの型紙も100円ショップで購入することができます。 もし100円ショップでお気に入りのデザインが見つからなかった場合は、ホームセンターで購入したりインターネットからプリントアウトしたりすることもできるので、是非お気に入りのデザインを探してみたら如何でしょう? イラストを描くことに自信のある人であれば、クリアファイルなどに自らデザインを描いて切り抜けばオリジナルの型紙を作ることができるのでオススメです。 世界に一つだけのオリジナルデザインにも是非チャレンジしてはどうですか? ■スノースプレーの注意点 スノースプレーを使用して窓ガラスをデコレーションする際には注意しなければならないこともあるのでご紹介します。 <窓ガラスの掃除> まずスプレーを吹きかける前に窓ガラスを綺麗に掃除しておくことが重要です。 ゴミや汚れが付着している状態で吹き付けても色がうまく乗らずすぐに剥がれてしまう恐れがあります。 しっかり掃除をしておけばそのような心配はなく、年末の大掃除の手助けにもなるので手を抜かず綺麗にしておきましょう。 また、スノースプレーは水分に弱いので必ず室内側の窓に吹き付けてください。 <型紙はしっかり固定> 型紙となる図案は手で押さえてスプレーするのではなく、マスキングテープやセロハンテープなどでしっかりと窓ガラスに固定してスプレーするようにしましょう。 手で押さえるだけでは途中でズレてしまい綺麗に仕上がらない可能性があります。 <一度に厚く吹き付けない> スプレーするときは、一度に厚く吹き付けるのではなく、薄い層を何層も塗るように仕上げましょう。 窓ガラスから30cm程度離して、一回3秒を目安に少しずつ塗っていきます。 一度にたくさん吹き付けても塗料が付着せず重みで落ちてしまうので注意が必要です。 <型紙は毎回拭き取る> 使用した型紙は毎回綺麗に拭き取ることをオススメします。 1箇所しか使わず使い捨てでもいいなら拭き取らなくても問題ありませんが、何度も使いたい場合や翌年以降も使用したい場合は毎回拭き取ることで何度でも綺麗に仕上げることができます。 もちろん紙製の型紙の場合は染み込んで拭き取れないので使い捨てとなるので注意が必要です。 ■スノースプレーを落とす方法 クリスマスが終わり、スノースプレーのデコレーションを落としたいときには市販の専用除去剤やクロスを使用することがおすすめです。 ガラス用洗剤などでも落とせますが、すべてを綺麗に落とせない場合もあるので、そういったときには専用の除去剤が有効です。 スクレーパーなどの硬いもので削ぎ落とす方法はガラスに傷を付ける恐れがあるのでオススメできません。 ■ウインドウステッカーでデコレーション 最も手軽にできる窓ガラスのデコレーションといえば、ウインドウステッカーを使用したデコレーションです。 オシャレなデザインに作られたステッカーを貼るだけなので、時間も手間もかからず非常に簡単に仕上げることができます。 世界的に有名なのはGelGems(ジェルジェム)というステッカーで、なんと世界41カ国のお店や通販サイトで売られています。 ゼリー状のブニブニとした感触のステッカーで、子供が誤って口に入れてしまったときのことも考えられて作られているので安心です。 クリスマスツリーやサンタクロースなどのクリスマスデザインはもちろん、キャラクターや動物、食べ物など様々な種類のデザインが販売されているので、組み合わせ次第で無限のデザインが楽しめます。 センスに自信がない人でも、見本の通りに貼ればオシャレに仕上がる「レシピセット」というものもあるので安心です。 ■ジェルジェムの注意点 ジェルジェムの注意点としては、ガラスや鏡以外の場所には使用してはいけないことです。 これは公式に発表されていることでもあり、例えば部屋の壁紙やドアなどに貼ると色移りしてしまい、その色が取れなくなるというトラブルが実際に起きているのです。 そのため、ジェルジェムは窓ガラスや鏡以外の場所には使用しないようにしましょう。 ■マスキングテープのロールをオーナメントに 100円ショップなどに売っているオシャレなマスキングテープもステッカーなどと合わせて使用することで可愛くデコレーションできますが、実はこのマスキングテープのロールまでもオーナメントとして活用できます。 数センチから数十センチほどテープを貼り付け、残りをロールごと垂らしてオーナメントにしてしまうという方法です。 一つ間違えればダサい印象になってしまいますが、センス良くデコレーションできればオシャレ上級者だと思われること間違いなしでしょう。 センスに自信があれば是非試する事をお奨めします。 ■写真やポストカードも活用しよう 窓ガラスのデコレーションには、写真やポストカードを活用することもオススメです。 […]

自分でもできる窓の防犯方法と効果的な防犯方法

自宅の防犯対策を考えるなら、窓ガラスの対策は欠かせません。 自分でもできる簡単な防犯対策からガラス屋さんに依頼するものまで、様々な対策方法が考えられます。 そんな中でもどういった対策が本当に効果があるのか、窓ガラスの防犯対策について迫ります。 最も多い窓からの侵入 侵入盗の住宅への侵入手段で一番多いのが、「ガラス破り」です。 窓ガラスを破り、鍵を開けて家の中に侵入します。 その手口として多いのが、なるべく音をたてないようにガラスにヒビを入れて破壊する「こじ破り」と、音を気にしないでそのまま破壊する「打ち破り」という2つの方法です。 近年増えてきているガスバーナーを使用した「焼き破り」という手口もあります。 窓の防犯対策を考えるのであれば、これらの手口を想定した対策を施す必要があります。 窓が狙われる理由 侵入盗が窓からの侵入を狙うには理由があります。 玄関とくらべ窓は家に複数あり、死角になる場所が存在してしまうことが一つあります。 さらに面格子があることで安心して、窓を開けた状態で家を空けてしまうことが多いのも理由の一つです。 実はこの面格子は種類によってはドライバー1本で外すことができるのです。 これではほとんど防犯の意味はないも同然なので、侵入盗から窓が狙われやすくなってしまいます。 面格子を取り付けるのであれば、高い防犯性能が認められた「CPマーク」が付いた面格子を選ぶことをおすすめします。 自分でもできる窓ガラスの防犯対策 窓の防犯対策はDIYでできることもたくさんあります。 大掛かりな対策ではなく簡単にできるちょっとしたことでも、防犯性はグッと高まるので是非試してみてください。 <防犯フィルム> 窓ガラスへ防犯フィルムを貼ることもガラスを破りにくくするという意味で効果的です。 しかし一般的にホームセンターなどで売られている防犯フィルムにはその性能に大きな開きがあり、ほとんど防犯の効果が期待できないものも多く存在します。 ガラスの厚さによってもフィルムに求められる厚さが変わってきますが、最近の住宅ガラスは薄くつくられているものが多いため、CPマークが付いた最低350ミクロン以上のフィルムを選ぶことをおすすめします。 また、鍵の周辺だけに防犯フィルムを貼る人もいるようですが、これではあまり意味がないので防犯フィルムはガラス一面に貼るようにしましょう。 <補助錠を付ける> サッシにテープを使って簡単に取り付けることができる補助錠というものがあります。 これを上下に取り付けるだけでも防犯効果は大きく高まります。 侵入盗は時間がかかることを嫌がるので、鍵が3つも付いていると諦めることが多くなります。 <防犯カメラを設置する> 死角となる場所だけでも防犯カメラを設置すると効果的です。 侵入盗はカメラがあることに気付くと確実に嫌がります。 侵入されたときの証拠になるので本物のカメラを設置するのが一番ではありますが、ダミーのカメラでも抑止力にはなります。 心配な場所には防犯カメラを設置すると良いでしょう。 <防犯ブザーを付ける> 衝撃や赤外線で反応する防犯ブザーを付けるのも効果的です。 侵入される前に大きな音が鳴ると、侵入盗はそれ以上近付けないでしょう。 設置していることをわかるようにしておけば、抑止力にもなります。  一番安心なのは防犯ガラスの導入 DIYでできる窓ガラスの防犯対策はいくつもありますが、一番安心な対策は「防犯ガラス」の導入です。 ガラス屋さんに依頼することになりそれなりの費用はかかってしまいますが、防犯効果は抜群です。 バールなどを使った打ち破りでもなかなか大きな穴を空けることは難しいので、補助錠と併せて対策することで大きな防犯効果を発揮します。 防犯ガラスにもグレードがあるので、予算と相談してなるべく高性能なものを導入することがおすすめです。  勘違いされやすい防犯対策 窓ガラスの防犯対策には勘違いされていることもあります。 例えば網入りガラスやペアガラスなどです。 網入りガラスは一見防犯性能が高そうに感じますが、実はガラス自体は普通のガラスと同じなので簡単に割れてしまいます。 むしろワイヤーが入っている分、割れたガラスが下に落ちにくく音が小さくなってしまいます。 このことをよく知っている侵入盗には、逆に狙われやすいガラスというのが事実です。 ペアガラスも一般的な製品は断熱や結露のためのものなので、防犯性能が高いというわけではありません。 ただし複合ガラスと呼ばれるものは別で、2枚のガラスの間に防犯フィルムが挟んであるので防犯対策にもなります。 まとめ 侵入されやすい窓ガラスですが、しっかりと対策をすることで多くの場合で侵入を防ぐことができます。 防犯カメラなどで抑制することも大切ですが、最後の砦はガラスそのものです。 簡単に割れるガラスではやはり心配なので、なるべく防犯ガラスを導入することをおすすめします。 防犯ガラスを導入した上でDIYの対策も施しておくと、安心して家を留守にすることができるでしょう。

プロが教える最適な窓ガラスのお掃除方法

家の窓ガラスは汚れが気になっていてもつい後回しにしてしまい、お掃除頻度があまり高くない場所です。 そのため一年に数回のお掃除のときには頑固な汚れがついてしまっていて、なかなかきれいにお掃除できないということを経験したことがある人も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、効果的な窓ガラスのお掃除方法について詳しくご紹介いたします。 新聞紙とスクイージーでピカピカにするお掃除方法 窓ガラスのお掃除方法といえば、一般的に想像するのは濡れ雑巾で窓をゴシゴシと磨く作業ではないでしょうか。 確かにそういった方法でもある程度きれいにすることはできます。 しかし雑巾でのガラス拭きは意外と重労働で、頑固な汚れがついてしまっているときれいにするまでに多くの時間と労力を必要とするのが現実です。 そこで、新聞紙や便利グッズを使ってもっと楽にピカピカな窓ガラスにするお掃除方法をご紹介します。 <1.新聞紙を丸めて拭く> 窓ガラスのお掃除には雑巾よりも新聞紙が効果的なのをご存じでしょうか。 新聞紙は繊維が細かいので、それだけでも汚れを落としやすい効果があります。 しかし新聞紙の効果はそれだけではなく、印刷に使われているインクには艶出し効果があるので、窓ガラスをピカピカにする手助けをしてくれます。 そんな新聞紙の半面程度を丸めたものをいくつか作っておき、水に濡らして窓を拭いていきましょう。 なかなか拭き取れない頑固な汚れの場合は、中性洗剤を少し含ませて拭いていくことできれいに落とせます。 洗剤を使用した場合は最後に水拭きすることを忘れないようにしましょう。 使い終わった新聞紙はそのまま捨てることができるので、雑巾のように汚れを落とす必要がなく、後始末が非常に楽なのも新聞紙を使うメリットだといえますね。 <2.スクイージーで水切り> 拭き掃除が終わったら、スクイージーという便利グッズで水切りをしていきます。 スクイージーは100円ショップなどでよく売っている小型のワイパーです。 軽くて使いやすく、きれいに水が切れるので窓ガラスのお掃除にも大活躍してくれます。 水切りは基本的に上から下方向に向かって行いましょう。 <3.マイクロファイバー製クロスで仕上げ> スクイージーで水切りをすれば、あとは最後の仕上げです。 Tシャツなどの羽毛の少ない布や乾いた新聞紙で拭き上げてもきれいになりますが、おすすめはマイクロファイバー製のクロスです。 繊維が非常に細かいので、残った水分を拭き取りつつ窓ガラスをピカピカに仕上げてくれます。 ここまでのたった3ステップで、窓ガラスを見違えるようにきれいにすることができるでしょう。 窓ガラスお掃除のコツと注意点 窓ガラスのお掃除にはちょっとしたコツや注意点があります。 知らないとついやってしまっていることも多いと思うので、今後の窓掃除に活かしてみてください。 <窓掃除に適した天気> お掃除は天気の良い日に行うことが常識のように思われがちですが、実は窓掃除は朝方や曇りの日に行うことがおすすめです。 曇っている方が湿度が高いため、汚れが浮きやすくきれいに落としやすいのです。 天気が良すぎると乾燥しているため、掃除中にすぐにガラスが乾いてしまい跡が残りやすくなってしまいます。 意外なようにも思えますが、梅雨時なども窓ガラスのお掃除には最適な気候です。 <黒い服を着て掃除> 窓ガラスのお掃除には黒い服を着ることがおすすめです。 黒い服が窓ガラスに映ることで、汚れが見つけやすくなります。 テレビやパソコンの電源を切っているときに、画面が黒くて埃が目立つことをイメージするとわかりやすいと思います。 ガラスは透明で汚れが見つけにくいので、この方法は手軽に実践できておすすめです。 <窓掃除は外側から> 窓ガラスのお掃除は外側と内側の両面を行います。 つい汚れの少ない内側から掃除しがちですが、実は外側から掃除をした方が効率的です。 外側のガラスを先に掃除することで、光が当たったときに内側のガラスの汚れが見つけやすくなります。 心情的にも掃除が大変な外側から始める方が、後々気が楽だということもいえるでしょう。 <洗剤は窓に直接吹きかけない> スプレー式の洗剤を使うときに多くの人がやってしまいがちなことですが、洗剤を直接窓に吹きかけることはおすすめできません。 直接吹きかけてしまうと、液体が下に垂れてしまいムラができる原因となってしまうからです。 また、垂れてしまうことで必要以上に洗剤を使ってしまうということにもつながりがちです。 窓に直接吹きかけるのではなく、先に洗剤をつけておいた雑巾や新聞紙などで窓を磨くようにしましょう。 まとめ 窓ガラスはちょっとしたお掃除方法のコツを知ることで、驚くほどピカピカに仕上げることができます。 年末にまとめて掃除する人も多いと思いますが、一回の労力を最小限に抑えるには普段から定期的にお掃除してあげることが大切です。 マメにお掃除をしていると汚れも簡単に取れるので、あまり疲れることなく常にピカピカな窓を維持できておすすめですよ。

窓ガラスの断熱方法と種類別効果

冷暖房の効きが悪い一番の理由を知ってますか?  あなたは、窓ガラスを断熱する利点についてご存知でしょうか? 様々な利点はありますが、最も実感できるのは住宅の熱効率を良くすることで冷暖房の効きが良くなり生活が快適になる事だと思います。 夏や冬にエアコンを入れたけど、部屋が涼しくならない、暖まらないなど感じたことはありませんか? また、省エネ達成率が高い最新の冷暖房器機へ交換しても実際に思ったような省エネが実感できない方など多いと思います。 それは、断熱対策を行ってない場合、窓ガラス、扉、屋根、外壁などから熱が伝わってくるからなんです。 とくに建物の窓ガラスからの熱が一番伝わりやすいのです。 一般的なガラス(シングル・単板ガラス)は、驚く事にトタン一枚と同等の断熱効果しか期待できません。 その様な理由で夏の暑い時や冬の寒い時に結露の発生を抑える事も難しいです。 更にエアコン等の冷暖房機器の効率が悪くなることから、国ではエコ窓リフォームを促進する為に様々なエコ窓を支援する補助金制度などが設けられています。 なので窓を断熱効率を向上させることが最も有効な手段なんです。 快適な日常生活へ 住宅を断熱化することで様々なメリットがあります。家屋全体に湿度、温度がいきわたるので結露によるカビの発生など抑えられ、健康の面でもメリットがあります。 また最近テレビなどで盛んに言われている【ヒートショック】急激な温度差による血圧の変動で起る様々な疾患など窓の断熱によって家屋の温度を一定に保たれる事でこのようなトラブルを抑制できると言われています。 それ以外にも窓を断熱することで遮音性がアップされるので騒音などで勉強や仕事が進まないと悩んでいた方にも健康面以外で生活環境の向上できるなど考えれます。 二酸化炭素の排出量を減らす為に 色々な形で警鐘されている地球温暖化は二酸化炭素が大きな原因とされていますが、なんと平成2年から平成19年の間で家庭から排出される量が40%もこの17年間で上昇しています。その様なことから国民全体に省エネに関する意識も向上してきています。 国では二酸化炭素を減らすことを目的として平成32年までに全新築住宅を平成11年基準相当以上にするビジョンを示しています。住宅の断熱効率が向上されることで延いては、冷暖房機器の使用が減ることによる二酸化炭素の排出を抑制することが可能になります。 また省エネ効率が良い給湯器を使う事で住宅全体の効率的なエコを実現できると言えます。 様々な窓の断熱方法 上記をご一読いただき窓の断熱はエコや健康にプラスになることをご理解いただけたと思いますが、実際に皆さんが窓の断熱を行う方法として有効な手段を費用と効果を踏まえてご紹介したいと思います。下記は弊社が運営する「生活トラブル救急車」へお問い合わせ頂いたお客様へアンケートを実施した結果、最終的に行った窓の断熱方法をランキング形式でご紹介しております。 それでは、お客様にお奨めする訳をメリットとデメリットお踏まえて説明していきたいと思います。 窓の断熱お奨めランキング 1位 ガラスの入れ替え 2位 内窓を追加する 3位 窓にフィルムを貼る 4位 窓の断熱コーティング それぞれの断熱方法のメリットとデメリットとについて! 1位 ガラス入れ替え 既存のシングルガラスをそのまま断熱ガラスに入れ替える方法ですが、一般的に2種類のガラスがあります。 複層ガラスは2枚のガラスを合わせることで間に空気層をつくり断熱する方法。 遮熱複層ガラスは構造は複層ガラスと同じだが、特殊金属膜で加工したLow-eのガラスを使用し断熱効果を更に高めている。 【目安料金】 複層ガラス代は㎡20,000円~ 遮熱複層ガラス代は㎡30,000円~ 【メリット】 ★断熱効果を示す熱量透過率は複層ガラス48%ダウン また遮熱複層ガラスは58%ダウン ★今までのサッシを使用して使える! ★いままでと使い方が変わらない ★見た目の変化もない ★リーズナブルな金額で施工できる 【デメリット】 ★断熱効果で考えれば内窓がよい ★結露がサッシに発生する 【こんな方に一押し】 窓ガラスの近くがとても寒い ガラスの結露で悩んでいる方 冷暖房機器を効率良く使いたい方 2位 内窓を追加する 既存のサッシの内側に窓枠を設置しガラスを入れる方法になります。(内窓・二重窓)。この方法は新に設置した内窓と既存の窓の間に空気層をつくり断熱効果を高める方法になります。 【目安料金】幅1700㎜×高さ1800㎜のサイズ 単板ガラスは施工込で70,000円~ 複層ガラスは施工込で90,000円~ 【メリット】 […]